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【イベント報告】TICAD VI(第6回アフリカ開発会議)フォローアップ企画「第4回岡山アフリカ勉強会〜岡山とアフリカをつなぐ〜」

2017年2月27日

2016年8月に世界中から多くの人々がアフリカのケニアに集まり、アフリカの開発について話し合う第6回アフリカ開発会議(以下、TICAD VI)が開催されました。この会議、第一回から日本がイニシアティブを取って開催しているもので、今年は初めてのアフリカ開催となり、現地でも大いに盛り上がりました。会議の開催をきっかけに岡山でアフリカ開発や岡山とアフリカのつながりについて考える「岡山アフリカ勉強会」をJETRO岡山や岡山発国際貢献推進協議会と一緒に開催しています。その4回目にあたる勉強会を2月20日(月)に岡山市内で開催しました。民間企業や自営業、公的機関、大学生・高校生、ケニア人留学生など約60名が集い、様々な切り口でアフリカを学びました。

今年4回目の岡山アフリカ勉強会

JETROの長峰氏のTICAD VI開催報告

ケニア人留学生からの質問に答える鳥取再資源化研究所の竹内代表取締役

JICA国際協力レポーターの赤木氏のセネガル視察報告

7つのグループにわかれて意見交換

第一部のプレゼンテーションでは、JETRO本部アフリカ担当の長峰裕樹氏と鳥取再資源化研究所代表取締役の竹内義章氏がTICAD VIの現地報告を行いました。長峰氏の説明によると、TICAD VIでJETROが主催したジャパン・フェアには96社・機関(内26社は中小企業)が参加し、1,708件もの商談が行われたとのことです。中小企業を含む多くの日本企業がTICAD VIに参加し、アフリカに関心を寄せていることが分かります。竹内氏はTICAD VIのサイドイベントにブース出展した際の話を披露。自社製品を使ってモロッコの乾燥地・半乾燥地で農業を可能にした実績を発表した結果、アフリカ13か国の官民関係者と協議ができたと成果を報告し、参加者を驚かせました。

この他にも岡山県の国際化施策推進方針の紹介やJICA国際協力レポーターとしてセネガルに派遣された赤木佑衣氏の発表もありました。岡山県の国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業の一例としては、岡山とルワンダの医師が協力してルワンダの子どもの健康増進を図っている取り組みが紹介されました。また、赤木氏は一週間のセネガル滞在で出会った人びとの仕事ぶりや考え方を紹介し、日本はその技術力の高さ、セネガルは若年層の多さと経済成長率の高さという双方の強みを活かして相互に関わっていくことができるのではと話しました。

第二部では参加者を6人程度のグループに分けて「岡山とアフリカとの関わり」というテーマでディスカッションを行いました。「アフリカに行かなくても岡山にいてできることがあるのではないか」「ケニア人の留学生からアフリカの現地のニーズを学ぶことができる。アフリカ側からもビジネスチャンスにつながる情報を発信してほしい」といった意見が出されました。勉強会終了後もグループで話し合いを続ける人たちも出るほど、白熱した意見交換になりました。

この勉強会では、アフリカへの渡航経験がある人も、これまでアフリカとの関わりがないと考えていた人も、それぞれの立場から「アフリカ」を捉え、自身の知識や経験とつなげて理解を深めていました。この勉強会を契機に、これからもアフリカに興味・関心を持つ人や、他の人々と協力してアクションにつなげていく人が増えていくことを願っています。