【出前講座レポート】南部町立会見第二小学校[鳥取県]

2017年11月8日

2017年10月13日、鳥取県西伯郡南部町の南部町立会見第二小学校において、青年海外協力隊としてキルギス共和国で活動中の竹内詠子さんが、JICA国際協力出前講座を行いました。
会見第二小学校は規模が小さくアットホームな小学校。1年生から6年生まで合同で竹内さんの話を聞きました。

キルギスってどんな国? 違うこと、同じこと。

キルギスにはどんな食べ物があるの?

キルギス語の「ありがとう」で講義は終りました

感想を伝える児童の様子をキルギスで伝えるため、写真を撮る竹内さん

南部町出身の竹内詠子さんは、2016年7月から青年海外協力隊員として中央アジアのキルギス共和国で活動しています。小1から中3まで、約1300人の生徒を抱える比較的大規模な学校で、日本語と英語を教えている竹内さん。今回は、日本への一時帰国の機会を活かし、故郷・南部町の小学校で子どもたちにキルギスのことを伝えてくれました。
竹内さんの話は、まずキルギスの国旗・食事・観光地などの紹介から始まりました。キルギスは内陸国で海がないのですが、大きな湖・イシククル湖があります。湖の写真を見た子どもたちは、まるで海のように見える大きさや、湖ならではの美しさにびっくり。

次に、キルギスの子どもたちの暮らしの紹介がありました。キルギスの夏休みは3か月もある、という話には「うらやましい!」「ちょっと長すぎる」と反応はそれぞれ。とはいえ「キルギスの子どもたちにとって大切なことの順番は、第一に家の手伝い、第二に勉強、第三に遊びなので、「夏休みといってもずーっと遊んでいるわけじゃないんだよ、それに普段から家の手伝いで学校に来られない子どももいるんだよ」という現地事情を知ると、複雑な表情を浮かべ考え込む児童の姿もみられました。
続いてキルギスの人たちの写真を見ると「日本人とそっくり」「区別がつかない」といった驚きの声があがりました。竹内さんが「キルギス人のルーツと日本人のルーツは、同じという説もある」と紹介すると「だからそっくりなんだね!」と思いもよらぬ共通点に親近感を持ったようです。

最後に、キルギス伝統の踊り「カラジョルゴ」の音楽に合わせて踊ったり、竹内さんが英語の授業でキルギスの生徒たちに教えている歌・踊りを一緒に体験しました。どの学年の児童もそれぞれが楽しみ、知り、考えることができました。

JICAでは、地域の学校や公民館などで開発途上国の現状やその地での生活、異文化体験などを中心にお話する出前講座を行っています。学校に加えて町内会などからも多数のご依頼をいただき積極的に実施しています。お気軽にお問い合わせください。

(鳥取県JICAデスク 吉野 佳世)