【施設訪問レポート】JICA中国で考える”世界と私のつながり“−熊野町立熊野第一小学校−

2017年12月7日

○×クイズから知る「世界にはこんな地域があるの!?」

私たちと世界のつながりについて学びます

民族衣装・世界の楽器体験!

JICA中国では、開発途上国の暮らしや地球が抱える問題、国際協力について学ぶことが出来る施設訪問プログラム、「国際理解教室」を行っており、主に中国5県の様々な学校や市民団体、大学のゼミなど、年間約60の団体が利用しています。

12月1日の「国際理解教室」に参加したのは、熊野第一小学校6年生、93名のみなさん。6年生では3学期の社会科で世界と日本との関わりを学ぶ単元があるそうで、今回はその事前学習を兼ねて、訪問してくれました。

まず、開発途上国や私たちの地球が抱える問題、なぜ国際協力をする必要があるのか、世界と私たちのつながりについて学んでいきます。実は私たちの生活は、海外の国に支えられて成り立っています。食べもの、着るもの、日用品…多くのものは、実は海外からの輸入です。災害発生時でも同じことがあります。東日本大震災や熊本地震のときも、本当にたくさんの国が日本に対して支援の手を差しのべてくれました。「日本は日本だけでは生きていけない」、そんなひとつひとつのエピソードを児童のみなさんは、静かに真剣な表情で聞いていました。

続いて「世界の○×クイズ」の時間です。体育館の中で、自分が答えだと思う場所に移動していきます。
●クイズ:世界には「ツバメ」という国がある⇒(ないです、ツバルならあります!)
●クイズ:日本の国鳥はツルである⇒(キジだそうです!)など…
難しい問題が多かったのですが、全問正解した人がたくさん!正解発表に歓声をあげながら、クイズは進んでいきました。

この国知ってた!?「ベリーズ」ってどんな国?

次のプログラムは、青年海外協力隊の体験談です。

「ベリーズ」ってどんな国だと思う?の質問に、「ベリーをたくさん食べていそう!」「海がきれい!」など、みなさん想像力が豊か!そんな多くの人が知らない中米ベリーズの紹介や、そこで活動した青年海外協力隊員の体験談を聞いてもらいました。カリブ海の宝石と言われる、世界自然遺産のブルーホールやマヤ遺跡が存在するベリーズ。しかし、青年海外協力隊が派遣される国は、環境、教育、水や交通事情、医療など、様々な問題を抱えており、このベリーズもまた多くの課題を抱えています。ゴミの問題や、地方では働く場所がないこと、医療機関へのアクセス…。ベリーズの話を聞きながら、改めて日本とは違う環境で生活する人たちを想像しました。

「この国に行ってみたい?」
生徒のみなさんに聞くと、「行ってみたい!」と答えてくれました。
世界には聞いたこともない国がたくさんある。もっと世界はおもしろい。知らないことを知ることを楽しむ児童のみなさんの瞳がとてもキラキラしていました。

「世界がもし93人の村だったら」から考える、世界の課題と私たちにできること

ワークショップ「世界がもし93人の村だったら」

最後は体育館で体を動かしながら、世界の現状を学んでいくワークショップ「世界がもし93人の村だったら」。ひとりずつに、出身地域やしゃべっている言語など、個人情報が書かれたカードを渡し、わたしたちの世界が抱える課題について、学んでいきました。

最後には、今日学んだことを通して考えた「自分の身近で出来ること」を近くの人と話し、発表してもらいました。
「食べるものを残さない」
「おつりをもらったら、コンビ二で募金をする」
「たくさんのことを知る」など…。
みなさんそれぞれに想いを持ってくれたようでした。

とってもまっすぐな表情で、最後まで集中して学習にとりくんでくれたみなさん、JICA中国へ来て頂き、ありがとうございました。3学期の学習が、より深いものになったら、JICAスタッフ一同嬉しいです。また、みなさんにお会い出来ることを、楽しみにしています!