【教師海外研修 授業実践】鳥取市立瑞穂小学校

2017年12月12日

スリランカ一周旅行に出かけよう!

ワークシートを手に出かけよう!

クイズの答え、わかるかな?

鳥取市立瑞穂小学校の小林千華先生は、今年の夏、JICA教師海外研修でスリランカを訪問し、そこで学んだこと、感じたこと、考えたことを子どもたちに伝える授業を行っています。11月30日(木)は担任である1年生にスリランカを楽しみながら知ってもらう授業を実践しました。

1年1組の児童は一人一人ワークシートを手に、「スリランカ一周」の旅に出ました。1階廊下や図書館の入口、階段の踊り場から体育館まで、瑞穂小学校のあらゆる場所に、スリランカの町の名前とクイズが書かれています。14か所のクイズをすべて探し出し、答えを考えていくとスリランカをぐるっと一周できることになります。クイズには小林先生が現地で撮影したたくさんの写真があり、歩道にたたずむ僧侶の写真からは「この人は何をしている人?」と想像力を働かせる質問や、制服を着た学生の写真からは「この子たちの学校に、保健室はある?ない?」といった、日本の自分たちの学校生活と比較するような内容まで、大人も楽しみながら頭を悩ませるような、たくさんのクイズが仕掛けてありました。

「ちがい」だけじゃなく、「同じ」を見つける大切さ

クイズを通してスリランカに触れました

全員が14のクイズを探し出した後、教室に戻って答え合わせです。このクイズは正解、不正解は重要ではありません。児童の面白い、楽しい、ちがう、なぜ?という気持ちをつないでいくことがポイントです。たくさんの疑問に答えるように、小林先生は写真や動画を使ってクイズに沿った内容を解説していきました。道で遭遇したリスやサル、オオトカゲといった日本で見られない光景から、日本の自動車メーカーの看板などの共通するものまで様々でした。

最後に小林先生は、スリランカの子どもに「あなたが幸せだと思うときは?」と聞いたときの彼らの答えを紹介してくれました。それは「家族と一緒にいるとき」というもので、同じ質問に瑞穂小学校の児童が答えた内容と同じでした。

たくさんの「ちがい」と同様に、「同じところ」「似ているところ」を見つけることから異文化理解が始まる、そんな小林先生の想いとメッセージがつまった授業でした。