長期研修員(アフガニスタン・イスラム共和国)インタビュー

2020年9月7日

「未来への架け橋・中核人材育成プロジェクト(PEACE)」プログラムで広島大学に3月末まで在籍されていたアフガニスタン・イスラム共和国出身のAzizllah Stanikzaiさんに、日本の生活を振り返っていただきながら、母国について教えていただきました。

ご自身とアフガニスタン・イスラム共和国について教えてください。

名前:Azizllah Stanikzai
出身国:アフガニスタン・イスラム共和国
大学:広島大学大学院国際協力研究科
日本滞在期間:2年10か月

私の名前はアジズラー・スタニクザイです。
来日前母国では財務省の公共インフラ部門で、開発プロジェクトの実施・監視・評価の責任者として働いていました。

私はアフガニスタン出身です。
Afghanistanは、2つの単語Afganiとstanから成り、「アフガンの土地」の「アフガンの場所」を意味します。
ザクロとアジアの中心に位置していることで有名です。

好きな日本食はありますか?

広島大学構内にて

お寿司を好む友人が多いですが、私はお好み焼きと寿司が好きです。

(生の魚を食べるのは大丈夫でしたか?)
最初はそんなに大好物という感じではなかったですが、食べるごとに好きになっていきました。

日本でお気に入りの場所はありますか?

宮島と山口県岩国市にある錦帯橋が観光するには素晴らしい場所だと思います。
沖縄に行ってみたかったです。

日本の好きな文化はありますか?

思いやり、親切な案内、善い行いに対する敬意。また、お辞儀によって敬意を表すところです。
また、日本では人々が政治・環境・交通機関のルールをよく理解し、従っていることが勉強になりましたし、関心を持ちました。見ていて嬉しい気持ちにもなりました。

日本の大学はいかがでしたか?

カンファレンスにて

広島大学の大学院生だったので、東広島市でほとんどを過ごしました。
学習環境と留学生が先進国と途上国から集まっていることによる学生の多様性が素晴らしかったです。留学生からも多くのことを学ぶことができました。

在学中、国際的なカンファレンスに参加した事と、IDEC (広島大学大学院国際協力研究科)のオープンスクールがとても印象的でした。

また、東海大学、熊本大学、APU(立命館アジア太平洋大学)、宮崎大学を訪問しました。
広島大学以外のキャンパスの様子を知る素晴らしい機会・経験となりました。

最も印象的な日本人は誰ですか?

原爆ドームにて

中村哲医師です。
アフガニスタン、特に私の故郷であるジャララバードで尽力してくださいました。
ジャララバードには中村医師が造られた公園があります。
何もなかった砂漠にとても美しい公園を作ってくださいました。

今でも中村医師と広島でお会いした時のすばらしいスピーチを覚えています。
「アフガニスタンを変えられるのはアフガニスタン人だけだ。アフガニスタン人はもっと知識を得る必要がある。国を作るのは銃ではなくペンである。」とおっしゃいました。

日本の皆様に伝えたいことはありますか?

SDGsの達成に向けて、もっと真剣に取り組んでほしいです。
海や道端でごみが捨てられている光景を見ることがあり残念に思いました。
日本はとても美しい国なので、先頭に立って取り組んでほしいです。

また、今後もアフガニスタンの発展に協力していただきたいです。