寒さを吹き飛ばす!スポーツで繋がる国際交流

2023年1月30日

5カ国の約30人が参加!

ナイスプレーにハイタッチ!

運営スタッフの皆さん

皆さんお疲れ様でした!

12月17日に、ひろしま国際プラザの体育館で、スポーツによる国際交流イベントが行われました。
参加者の国籍は様々で、インド・インドネシア・シリア・中国・日本の約30人が一緒になってスポーツを楽しみました。

行われた競技は、シッティングバレーとてっパンドボールの2競技。
シッティングバレーはパラリンピックの競技でもある、座った状態でのバレーボールです。初心者でも楽しめるように、相手チームから撃たれたボールはキャッチして良い、ワンバウンドまではOKなどの特別ルールを加えながら行われ、好プレーには自然とチーム内で拍手や盛り上げる声が出てきました。
もうひとつの「てっパンドボール」、こちらは聞きなじみのない競技です。
ハンドボールをベースにして考案された「はんぎょボール」というゆるスポーツを参考に、学生が広島のお好み焼きをイメージして考えた競技です。プレーヤーはキャベツや麺など、お好み焼きの具材を模したクッションを脇に挟んでハンドボールを行うのですが、シュートやパスは具材(クッション)を脇に挟んでいる方の手で投げなければいけません。そのため、大人の男性でも強いパスやシュートができないため、年齢や性別、体格の違いがあっても参加者全員が楽しんでいました。。みんなが初めてやる競技だからこそ、誰もがうまくいかなくて当然、ミスがそのままみんなの笑顔につながる、そんな競技でした。

参加者は日本語や英語、ジェスチャーなど様々なツールを駆使してコミュニケーションを図っていました。
最初は緊張気味でやりとりも控えめでしたが、時間が進むにつれ笑顔とコミュニケーションの量が増えていくのがわかり、とても温かな空間になりました。

本イベント主催はスポーツを通じた国際交流イベント実行委員会で企画・運営をしたのは広島大学・広島市立大学・広島文化学園大学の3大学の学生14名です。
JICA中国は後援として関わらせていただきました。
広報や運営などの役割分担をして半年前から準備を進めてこの日を迎えました。
そして、そんな学生たちを陰に日向に支えたのが3大学で教員をつとめる、元青年海外協力隊員の3名です。その中の1人である、広島文化学園大学で教員を務める白石さん(ウガンダ・体育隊員)と、学生の視野を広げること・学外の学生や学生以外の人たち、とりわけ地域で生活をしている外国籍の人たちとの接点を持つことをねらいとした取り組みができないかと話になり、今回のイベントが実現しました。

様々な国籍・年齢・立場の人たちがスポーツをきっかけに同じ環境で楽しみながら交流を図ることができて、スタッフの学生も参加者もとても充実した表情を浮かべていました。

参加者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございました!