国産米振興プロジェクトをコートジボワールの民間企業とも連携しながら展開します

2013年10月14日

10月14日、JICAがコートジボワール農業省と2014年初頭から実施予定の「国産米振興プロジェクト」の覚書と、民間企業のNOVEL社が官民連携によりコートジボワールで実施予定の稲作投資事業と連携するための覚書の署名式を併せて行いました。

連携の目的は、農業省が進める国家稲作開発戦略の実施にあたり、NOVEL社の事業とJICAの技術協力プロジェクトが相乗効果を発揮できるようにすることで、現場で情報交換を密に行い、互いの進捗や教訓を共有することにより、双方の活動の重複を避けたり、相互補完的な関係づくりを目指ことを確認し合いました。

NOVEL社は、JICAのプロジェクトが対象とする地域において、ヤムスクロ特別自治区と合弁企業を設立し、現地の農家が生産するコメ(籾米)を大量かつ継続的に買い取る契約栽培を導入したり、コメを効率的に精米加工する大型精米機を設置し、自社のネットワークで流通・販売していく計画をもっています。一方で、元々コメの生産技術・ノウハウは持ち合わせていないため、JICAによる農家へのコメ生産技術支援に大きな期待を寄せています。JICA側も、農家が生産するコメを良質に精米加工し、流通させる民間業者が育っていないことが、同国の国産米振興を阻害している大きな要因と認識しているため、うまく連携することで技術協力の成果が拡大することが期待できます。

コートジボワール政府は、2020年までの新興国入りを目指して、コートジボワールに存在する膨大な開発ニーズに官民から資金支援を募り、双方が連携しながら取り組んでいくことを国家開発戦略において掲げており、今回の署名はそれを象徴するものとなりました。