JICAが結んだ横浜市とコートジボワール共和国アビジャン自治区の友好関係-横浜市・横浜市議会議員視察団受入と帰国研修員訪問 Part1-

2018年4月30日

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セレモニー終了後の記念撮影。多くのマスコミが駆けつけ、アビジャン市の関心の高さが伺えます。

2018年4月22日から4月26日の間、渡辺巧教横浜副市長と横浜市議会議員団(日本アフリカ友好横浜市会議員連盟)がコートジボワール共和国の経済中心地であるアビジャン自治区を訪問しました。今回の訪問は、横浜市の「交流協力共同声明」都市であるアビジャン自治区との連携の具体化に向け、現地関係者との意見交換セミナーの実施、そして、2014年から横浜市にて実施している「日本アフリカ・ビジネスウーマン交流セミナー」のコートジボワールからの参加者の帰国後の成果を確認することが目的です。

そもそも両市の結び付けのきっかけは?

実は両市の結び付きにJICAも関わっています。きっかけは、遡ること約7年。2011年10月に横浜市とJICAが連携協定を締結したところから始まりました。本協定はJICAが自治体と締結した初の包括的な連携協定であり、この協定に基づき、姉妹都市や途上国に裨益する国際協力の拡大を図るため、横浜市とJICAは、様々な分野で協力しています。

そして、2013年6月に横浜で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)で採択された「横浜行動計画」の中で、日本政府は「日アフリカ・ビジネスウーマン交流プログラム」の実施を表明しました。その第一弾として、2014年1月26日02月6日に「アフリカ女性起業家支援セミナー」が横浜で実施され、その後、現在に至るまで、JICA「日本アフリカ・ビジネスウーマン交流セミナー」という形で、毎年横浜市を中心に開催しています。そして、コートジボワールは毎年この研修に参加しています。

これ以外にも様々な形で、横浜市とアビジャン自治区は交流を重ね、2017年9月、コートジボワール共和国アビジャン自治区のロベール・ボグル・マンベ知事が横浜を訪問し、林文子横浜市長との間で、両自治体が都市課題解決・開発の促進、女性の活躍推進、若い世代の交流促進などの分野で経験の共有や意見交換を行い、連携を深めていくことを確認し、交流協力共同声明として発表しました。これが、今回の訪問に繋がったというわけです。

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マンベ知事(中央額縁真下)他、横浜副市長、横浜市議会議員の皆様と、アビジャン自治区の伝統首長の皆様と記念撮影

意見交換セミナー&セレモニーは大盛況!そして…

今回の訪問において、JICAコートジボワール事務所では、1)意見交換セミナーへのゲストスピーカーとしての参加(4月24日)、そして、2)上記の研修の帰国研修員が経営する「ミシェル・ヤキース国際職業訓練学校」の視察(4月25日)について協力をしました。

4月24日の意見交換セミナーでは、JICAはゲストスピーカーとして参加し、アビジャン市内で実施する道路分野案件や、JICA横浜で実施する水道、道路、廃棄物分野、そして女性活躍促進に関する研修等、両市が関与する案件の紹介を行いました。また、セミナー後のセレモニーにはアビジャン自治区のロベール・ボグル・マンベ知事も出席し、アビジャン市が抱える課題の解決には日本の技術や経験が有効であり、手本としたい旨が述べられました。

セミナー&セレモニーには、複数のメディアが取材に来ており、翌朝の朝刊では4紙で大々的に報道されるなど、アビジャン自治区の横浜市に対する期待の大きさが伺えました。

翌日4月25日は、2015年に「日本アフリカ・ビジネスウーマン交流セミナー」に参加したミシェル カロリン オケイさんが経営する「ミシェル・ヤキース国際職業訓練学校」の訪問です。どのような話が聞けるでしょうか?続きは次号でお伝えします。