(無)南部地方給水計画

【供与額】4.89億円
【E/N】2011年3月28日

ジブチ国は高温で乾燥した厳しい気候下にあり、年間降雨量はわずか150 ミリメートルに過ぎず、良質な水の確保は極めて困難な状況にあります。特に地方の給水率(54%)は、首都の給水率(98%)に比較して著しく低いレベルに留まっています。本計画の対象地域である同国南部のディキル州とアリ・サビエ州には、主に遊牧民が居住していますが、水の確保が極めて困難な地域であるため、現在の飲料水源は、水質が悪い浅井戸やため池とせざるを得ない状況にあります。また、家畜と人間が水源を共有している状態であるため、下痢などの水因性疾患が発生しており、また、これらの水源に含まれるフッ素による骨や歯への悪影響が顕著に見られています。本計画では、対象地域において良質な水を安定的に確保することを目的とし、2 県8 サイトにおける深井戸を水源とする給水施設整備、ジブチ国政府が独自に井戸施設整備を進めるための地下水開発用機材の供与、施設維持管理運営を支援するためのソフトコンポーネント、を事業コンポーネントとしています。本事業の実施により、対象地域における給水率は56.3%から68.0%に改善するものと見込まれています。

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Sek Sabir掘削現場

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Afka Araba現場

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井戸から水がでる様子