ジブチ共和国「海上保安能力向上のための巡視艇建造計画」が第12回「JICA理事長表彰」を受賞-ジブチ沿岸警備隊へ授与

2017年3月27日

ジブチ共和国「海上保安能力向上のための巡視艇建造計画」事業が第12回「JICA理事長表彰」を受賞しました。2017年3月27日、ジブチ外務省にて、ジブチ沿岸警備隊への同賞表彰および授与式を行いました。

「JICA理事長表彰」は、2016年で12回目となります。表彰は「JICA理事長賞」と「JICA国際協力感謝賞」の二つを設けています。そのうち「理事長賞」は、技術協力や資金協力などJICA事業において、他の模範となるような取組や創意工夫によって、素晴らしい成果を上げた案件や専門家等の方々を表彰させて頂くものです。今回は8つの事業案件と5人の個人が受賞しました。今回その1つとして、ジブチ共和国「海上保安能力向上のための巡視艇建造計画」事業が受賞しました。

同事業では3団体が受賞し、2つは日本の団体で、船の建造にかかわった「墨田川造船株式会社」および建造にかかる全体調整をすすめた「一般財団法人日本造船技術センター」であります。そして3つ目の団体がジブチ国、ジブチ沿岸警備隊であります。

主な受賞理由は主に2点で、1点目は、プロジェクトの迅速性、2点目は供与による貢献と持続性の確保の視点でした。まず同巡視艇建造計画は2014年3月に契約締結し、2015年11月には2隻の巡視艇の引き渡しが完了いたしました。JICAの案件としては、署名から完成引渡しまで、非常に迅速に進められた案件であります。迅速供与の成功要因としては、本巡視艇の受入れのためのジブチ沿岸警備隊の適切な巡視艇受入にかかる設備や予算、人員確保等準備がありました。ジブチへの20m級巡視艇の導入は、ジブチ領海全域にわたる海上保安の確保に貢献するものであり、ジブチ沿岸警備隊による、巡視艇運用予算確保や研修実施等による運用能力強化努力は持続性を担保する組織体制の構築努力と言えます。

授与式は、ジブチ側から法務刑務大臣や設備運輸大臣等が、日本側から在ジブチ日本国全権大使の同席も賜り執り行われました。ワイス沿岸警備隊長官より、巡視艇供与による日本の支援に感謝するとともに、今後も地域貢献と沿岸警備隊の発展のために努力を続けたいと謝辞が述べられました。

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理事長表彰の様子

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理事長表彰授与