古代アラビアの旅:ヨルダン探訪―A Journey Through Ancient Arabia:Exploring Jordan
掲載日:2024.09.06
イベント |
地球ひろばについて
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掲載日:2024.09.06
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ヨルダン・日本外交関係樹立70周年を記念して、アフマド・アル=ジャラッド博士による講演を開催します。(※登壇者は英語で講演、通訳あり)
本イベントでは、2千年以上前にヨルダンの黒い砂漠で繁栄した古代アラブの遊牧民の興味深い歴史に迫ります。
ヨルダン北東部に位置する黒い砂漠(アラビア語でハラー<Harrah>)は、アラビアの地質構造プレートで最大の火山地帯である広大なハラト・アッシュ・シャーマの一部を形成する珍しい玄武岩質の火山地帯で、面積は5万平方キロメートル(1万9千平方マイル)を超えています。
完新世(約1万2千年前)に活動した火山の噴火孔が点在する、この唯一無二の黒い砂漠は、約7千年前に最新の火山活動がみられました。
また、この黒い砂漠は歴史の宝庫でもあり、これまでに約5万ものサファイト文字(古代北アラビア語)の碑文が登録されていますが、さらに数え切れないほどの碑文が発見されるのを待っていることでしょう。
古代の神秘的な風景の歴史的意義を深く掘り下げる旅にぜひご参加ください。
本イベントのみならず、9月30日(月曜日)から11月1日(金曜日)の期間、1階ロビーと2階展示スペースではヨルダン関連展示も開催します。
また、2階J’s Cafeでは、同期間の平日ランチタイム(11時30分から14時)に、ヨルダン・ハシェミット王国大使館お墨付きメニューをご提供します。詳細は下記関連リンクよりご確認ください。
登壇者:
アフマド・アル=ジャラッド 氏(米国オハイオ州立大学ソフィア・チェア兼アラビア語教授)
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