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【受付終了】映画『戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン』上映会&トークセッション

掲載日:2025.01.10

イベント |

映画『戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン』上映会&トークセッション

実は知られざる世界最古のワイン産地の一つ、中東の小国レバノンで戦争中も不屈の精神でワインを造り続けたレバノンのワインメーカーたちが語る幸福と生き方論とは?

レバノンワインに魅せられた「食べて、祈って、恋をして」の著者で世界的ベストセラー作家のエリザベス・ギルバートや、ワイン界の著名人ジャンシス・ロビンソンらも登場する映画『戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン』の上映会を開催します。

映画上映後は、本作配給会社でもあるユナイテッドピープル株式会社代表の関根健次氏より、世界の課題解決を目指して同社を創業した経緯や、レバノンワインを中心に自社輸入し、売上の一部をNGOに寄付する「ユナイテッドピープルワイン」についてもご紹介いただきます。

また、関根氏とJICA中東・欧州部中東第二課の登坂課長によるトークセッションもあります。

登壇者:
・関根健次 氏(ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役)
<略歴>ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、国際平和映像祭 代表理事。偶然訪れた紛争地で世界の現実を知り、平和実現が人生のミッションとなる。2002年ユナイテッドピープル創業。2009年映画事業を開始。2014年上映会ポータルサイト「cinemo」の運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。2021年「ユナイテッドピープルワイン」開業。

・登坂宗太 JICA中東・欧州部中東第二課長
<略歴>担当は、イラク、イラン、ヨルダン、レバノン、シリア、イエメン、パレスチナ等。小学校の時に見た、笹川平和財団のコマーシャルでアフリカの子供たちが、井戸から出てきた水に喜んでいる姿に不公平感を感じたのが、国際協力の仕事を志したきっかけ。2007から2010年JICA中国事務所、2011年東日本大震災後に仙台のローカルNPOであるせんだい・みやぎNPOセンターに出向、2014から2019年イラク、イランを担当し、それぞれ合計10回以上出張。レバノンは、4回程度の現地出張に留まるが、様々な宗教、民族といった多様性と、美味しい食事にいつも感動させられる。


【映画あらすじ】
古くから地中海の交易の中心のひとつであった中東の小国レバノン。度重なる戦争に翻弄されてきた国だが、実は知られざる世界最古のワイン産地の一つだ。レバノンワインの起源は5千年前とも一説には7千年前ともされる。本作は、世界的に高い評価を受けているシャトー・ミュザールの2代目で「レバノンワインの父」と評されているセルジュ・ホシャール他、戦争中もワインを作り続けてきた不屈のワインメーカーたちが登場する。戦争ではなく平和をもたらすために内戦中にワイン造りを始めた修道院の神父や、虐殺が起こった故郷の村で村の再起のためにワイナリーを続ける夫婦など、極限の状況でもワインを造り続けてきた11のワイナリーのワインメーカーたちが人生哲学や幸福に生きる秘訣を語る。レバノンワインに魅せられた『食べて、祈って、恋をして』の著者エリザベス・ギルバートや、ワイン界の著名人ジャンシス・ロビンソンらが、あなたをレバノンワインの世界へご招待する。

監督:マーク・ジョンストン、マーク・ライアン
脚本 : マーク・ジョンストン、マーク・ライアン、マイケル・カラム
プロデューサー:マーク・ジョンストン
製作総指揮:セルジュ・ドゥ・ブストロス、フィリップ・マスード
撮影:マーク・ライアン
音楽:カリム・ドウアイディー
編集:マレク・ホスニー、マシュー・ハートマン
出演:セルジュ・ホシャール、マイケル・ブロードベント、ジャンシス・ロビンソン、エリザベス・ギルバート、ミシェル・ドゥ・ブストロス、サンドロ・サーデ、カリム・サーデ、ジェームス・パルジェ、ジョージ・サラ、ジャン=ピエール・サラ、ナジ・ブトロス、ジル・ブトロス、ロナルド・ホシャール、ガストン・ホシャール、ファウージ・イッサ、サミー・ゴスン、ラムジー・ゴスンほか
配給:ユナイテッドピープル
95分/アメリカ/2020年/ドキュメンタリー

※2月の月間特別展示では、ユナイテッドピープル株式会社の取り組みを特集します。
1階展示スペースにて、ユナイテッドピープルワインの紹介や同社が配給している映画のポスターやチラシなどを展示しますので、本イベントと合わせてぜひご覧ください。

関根健次氏