『シーザー・ペリ 若き建築家』映画上映会&トークセッション
掲載日:2025.02.27
イベント |
地球ひろばについて
地球ひろばについて
ニューヨークのワールド・フィナンシャルセンターやマレーシアのペトロナス・ツインタワーを始め、日本においても大阪あべのハルカスや麻布台ヒルズなど、世界各地で多くの有名な建築を手がけた、アルゼンチンを代表する建築家、シーザー・ペリのドキュメンタリー映画『シーザー・ペリ 若き建築家』(原題:César Pelli, un joven arquitecto)を上映します(日本語字幕)。
3年にわたる記録・取材・証言からなる約70分のドキュメンタリーです。
監督のミゲル・ロドリゲス・アリアス氏は言います。
「ペリ氏は親しみやすく、誰にでも対等に接する姿に感銘を受けた。とても純真で謙虚な人だ。自分のルーツを常に心に留めている。」
このドキュメンタリーは、ペリ氏協力のもと記録され、彼を取り巻くたくさんの人々の証言のもと、彼が世界で最も重要な建築家の一人になるに至った秘密や彼の人間性が描かれています。
本作の上映後にはトークセッションも行います。
駐日アルゼンチン共和国大使館関係者やJICA中南米部職員が登壇し、アルゼンチンの文化や国民性、国際協力など幅広いテーマについてお話します。また、映画に関するQ&Aなど、皆さまとともに自由な雰囲気で意見交換を行いますので、ぜひご参加ください。
<シーザー・ペリ(César Pelli)>
アルゼンチン出身のアメリカ人建築家。1926年生まれ。2019年没、享年92歳。現代建築の潮流に多大な影響を与え、世界を代表する超高層建築を数多く手掛けた。
アルゼンチンのトゥクマン大学で建築を学び、その後アメリカへ渡り、イリノイ大学でさらに研鑽を積んだ。特に、高層建築と都市開発に対する強い関心を持ち、革新的な設計手法を確立。「高層建築の巨匠」といわれた彼の設計は単に目を引くランドマークを生み出すのではなく、その地域に根ざした建築としての価値を重視した。また、イエール大学の教壇にも立ち、建築家と教育者の顔を併せ持つ人物でもあった。2019年、92歳でこの世を去るも、その革新性と理念は今もなお世界中の建築界に生き続けている。
本イベントのみならず、3月の月間特別展示として、1階ロビーと2階展示スペースではアルゼンチンに関する展示を行い、2階J’s Cafeでは、平日ランチタイム(11時30分から14時)に、アルゼンチン共和国大使館お墨付きメニューをご提供します。
詳細は下記関連リンクよりご確認ください。
※関連リンクの予告編は日本語字幕ありませんが、本イベントで上映する映画は日本語字幕があります。
scroll