【出前講座】愛媛県立長浜高校にて、人権学習の出前講座を実施しました。
2021.12.06
11月12日、愛媛県立長浜高等学校の人権問題学習会にて、JICA海外協力隊経験者で現在は公益社団法人セカンドハンド所属の林 香子さん(平成25年度1次隊/職種:青少年活動/派遣国:エクアドル)が出前講座を実施しました。
まずは、エクアドルの中高生が考える「エクアドルの問題」を通して、開発途上国が抱える人権問題を紹介しました。
「学校に行けない子ども達がいること」「児童労働」「虐待」「人身売買」等の問題があることを知り、子どもの人権がないがしろにされている現状に、「自分たちが学校に行かせてもらえていることがどれだけ大切か分かった」「私たちが今、学校に行けているからこそ、世界中の子どもたちも学校へ行けるようにしてあげたい」といった感想が聞かれました。
次に、自分たち(日本の高校生)の身の回りにはどのような問題があるのかを考えてもらいました。
「人間関係のトラブルやいじめ」「DVや育児放棄等、家庭内での問題」「若い人たちが選挙にいかない(関心がなさすぎる)」「ネットでの誹謗中傷」「スマホ依存」「コロナによる差別」「自殺者の増加」「性的マイノリティへの差別、男女差別」「障がい者への差別」「外国人への差別」等々、多くの問題が挙がりました。
これらの問題に対し、自分たちにできることは何か?について、参加した生徒の意見(一部抜粋)を紹介します。
今回の講座を通し、「自分には何もできない」と悲観するのではなく、小さいことでも自分にできることを探していくことが大切だと感じてもらえたのではないかと思います。愛媛県立長浜高等学校の皆さん、ありがとうございました!
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