【実施報告】JICA海外協力隊、山梨県から5か国へ派遣
2024.12.05
11月19日(火)、JICA海外協力隊から派遣される予定の隊員5名と帰国された隊員3名が山梨県庁を表敬訪問しました。派遣予定の隊員たちは、タイ、グアテマラ、ジブチ、セネガル、そしてブラジルへ行くことになっており、それぞれの国で予定している活動や意気込みを語りました。
写真左から:
山崎笙子さん(派遣国:セネガル、職種:保健師)/小林佑太さん(派遣国:ブラジル、職種:野球)/長田公副知事/磯部瑠莉さん(派遣国:グアテマラ、 職種:水質検査)/坂本若桜さん(派遣国:タイ、職種:青少年活動)/中山千博さん(派遣国:ジブチ、職種:青少年活動)
また、ブラジル、ウズベキスタン、ルワンダでの任務を終えた3名の帰国隊員も参加し、現地での活動の成果を報告しました。
帰国隊員の小澤道子さんは、ウルグアイにある唯一の国立大学で、日本語コースを担当されていました。日本語の授業や試験に加えて、日本文化を紹介する活動を通して、異文化交流に努められました。
日本語コースの学生たちと。日本語コースの学生達もアニメや日本の文化が大好き。
帰国隊員の小笠原純子さんは、ブラジル北部のパラー州にある州都ベレン市で、世界遺産に登録された「和食」を通じて日本の文化を伝える活動に取り組まれました。
汎アマゾニア日伯協会での日本の家庭料理を中心にした講習会。参加者の8割はブラジル人、日本文化への関心の高さに驚いたそうです。
帰国隊員の清水俊宏さんは、ルワンダの東部県カヨンザ郡において、コーヒー農家やウォッシングステーションと呼ばれるコーヒー加工施設を訪ねて、栽培や生産、運営状況などの調査を行い、改善点の提案をされました。
ウォッシングステーションのスタッフに欠点豆の基準を伝えている様子。
山梨県から一度に5名が派遣されるのは、約10年ぶりのことです。帰国された隊員も加わり、活気に満ちた表敬訪問となりました。
派遣される隊員の皆さんが任地で素晴らしいご活躍をされること、そして帰国隊員の方々がボランティアでの経験を活かしてさらにご活躍されることを応援しています。
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