カイロ日本人会会報「パピルス」からの転載

サムライが見たナイル川

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JICA editor's note

エジプトといえば、世界4大文明発祥の地のひとつであり、ピラミッド、スフィンクス、ツタンカーメン、ファラオ、アスワンハイダムなどに加えて、歴史家ヘロドトスの「エジプトはナイルの賜物」という言葉も有名です。

砂漠地帯であるナイル川の水により、この国の農業や上水道は支えられていますが、その水の利用方法については課題山積です。農業分野のチーフアドバイザーをしている内藤専門家から、アジアや日本での経験を含めて、水の利用法の改善に向けた活動報告をお届けします。

エジプトのマスタープラン“国民所得倍増計画(2012年〜2022年)”策定支援

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JICA editor's note

日本人の間でもあまり知られておりませんが、ここエジプトで今年(注:原稿掲載時2012年)策定された経済計画(2012−20年)は、その名も「国民所得倍増計画」と言います。あれ?どこかで聞いた名前だな、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。そうです、実はこれ、1960年の日本の「所得倍増計画」をお手本に、そのアイデアをふんだんに生かして作られたものです。

ところで、経済計画とは何でしょうか。これは、一定期間(今回は10年)の間に、達成すべき経済目標・優先順位・達成手段を明らかにしたものです。その国の経済運営のかじ取り役となる、とても大事な政策文書です。その中に日本の知恵と経験がどのように生かされたのか、そして、現場でどのような苦労があったのか。今回は、その策定の中核を担った鳴尾専門家からの活動報告をお届けします。