所長あいさつ

国際協力機構(JICA)は、日本のODA(政府開発援助)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。JICAのビジョンである「信頼で世界を繋ぐ」に基づき、パートナーと共に、世界の信頼の絆を築き、人々がより良い未来を信じ、多様な可能性を追求できる、自由で平和で豊かな世界の実現に向けて活動していきます。

JICAは、エルサルバドルが直面している様々な開発課題を解決するために、技術協力、有償資金協力、無償資金協力、海外協力隊(JOCV)派遣など多様なスキームを通じて貢献してきました。

エルサルバドルとJICAの関係は50年以上の歴史があり、1968年に最初の青年海外協力隊が到着して以来、日本国民と政府は、エルサルバドルの持続的な発展のためにより良い方法を探して共に活動をしてきました。海外協力隊を通じた協力は、日本国民が様々な分野で日本の知識や経験を共有することで、両国の協力と友好の絆を深めてきました。

これまで取り組んできたテーマは、防災、環境保全、省エネルギー、地場産業の育成、教育、地域開発、男女共同参画など多岐にわたります。近年実施されているいくつかの協力の実例を挙げると、公共事業・交通省気候変動適応・リスク管理戦略局(DACGER)を支援する「GENSAIプロジェクト」や教科教授法と教材の改善を支援する「数学教育プロジェクト(ESMATE)」などがあります。

また、首都のサンサルバドルには、中米統合機構(SICA)事務総局(SG)が置かれています。2015年10月には、SG-SICAとJICAの間で、物流・運輸、気候変動に対応したインフラ整備、生物多様性と湿地保全、ジェンダーなどの地域課題に取り組むことの重要性を確認しました。これらの課題に対応するための事業策定について、SG-SICA及び各SICA機関と連携しながら検討を行っています。

最後に、すべての人のための持続可能な開発を構築するために、エルサルバドルの人々と政府、そしてSICA機関と協力して進めていくことを表明したいと思います。JICAエルサルバドル事務所の全職員は、エルサルバドルと中米地域の社会経済発展に貢献して参ります。
そして、新型コロナウイルスが世界中に蔓延しており、エルサルバドルでも厳しい状況にあるなか、一日も早く日常生活や活動が正常に戻ることを願っています。

JICAエルサルバドル事務所長
山本 美香

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