エチオピア小規模農家への市場志向型農業の普及

2018年11月14日

エチオピアのGDPの約40%を占める農業は経済成長の核ですが、農業従事者の大部分を占める小規模農家の多くは伝統的な自給的農業を行っています。

JICAはエチオピアにて小規模農家の能力強化と生計向上の為、2017年1月より市場志向型小規模園芸農業推進プロジェクト(Ethio-SHEP プロジェクト)を実施しています。

このプロジェクトでは「作って売る」から「売るために作る」への意識変革を起こし、営農スキルや栽培スキル向上によって農家の園芸所得向上を目指しています。

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農家は、自分たちで市場調査を行い、市場関係者から、農産物の市場価格の動向、求められる品質、取引量などを把握し、また必要なとなる生産コスト、農業生産環境や起こりうる天候リスクなども踏まえ、栽培する作目を自分たちで決定します。例えば、プロジェクトの対象地域の一つ、オロミア州ジンマ県の農家グループは、プロジェクト活動を通じ、トマト、ジャガイモ、青トウガラシとタマネギがこの地域で需要があると判断し、選定作物の栽培を開始しており、プロジェクトでは、この栽培技術の底上げ、生産性、生産量の向上にも力を注いでおります。

プロジェクトでは「マーケットリンケージフォーラム」を開催し、農家と市場関係者を直接結ぶサポートも行っています。このフォーラムでは農家はバイヤーなど市場関係者と直接対話をすることを通じて、より信頼性のある情報を得ることができます。また農家とバイヤーとの結びつきを多様化させ、農家にとっての販売オプションを増やす機会にもなっております。

今後もJICAはプロジェクトを通じてエチオピアの小規模農家の生計向上を支援していきます。

プロジェクトホームページを開設したので詳しいプロジェクト概要、今後の活動等については以下のページからご覧ください。

プロジェクトホームページ