起業家の発掘・育成を目的にビジネスコンペティション事業をスタート

2019年2月15日

JICAは、アメリカ大使館との共催により、エチオピア人起業家の発掘・育成を目的にビジネスコンペティション(Solve IT)を実施します。本コンペティンションでは、エチオピアの若者たちがIT技術をベースに、地域の社会開発課題の解決に役立つビジネスプランを競い合います。

JICAがこうした活動を行うのは今回が初めて、エチオピアの零細小企業及び起業家マインドを持つ若者への幅広い支援活動の一環として実施するもので、アディスアベバはじめエチオピアの15都市で2月1日からスタートしました。

本コンペティションが目指すところは、エチオピアの若者達(参加対象:18歳~28歳)の中にイノベーションマインドを育むことです。参加者には、彼らが係る地域社会における重要な開発課題に焦点を当て、IT技術を駆使しながらその解決に貢献し得るビジネスプランを提案することが期待されます。既に開催15都市から1,500人が参加登録しており、現在、都市毎に説明会を行っているところです。参加者には今後、製品開発、技術サポート、事業計画の策定、マーケティングに焦点を当てたトレーニングが行われ、各都市の優勝者には本年8月に行われる全国大会への出場権が与えられます。

アディスアベバで行われた開会式の挨拶で、カリド・アフメド・エチオピア科学技術省イノベーション開発・研究局長は、全国大会進出者には起業資金を提供すると約束しました。

また、本事業を担当するJICA BDSプロジェクト(ビジネスデベロップメントメントサービス/零細小企業育成支援プロジェクト)の江口秀夫チーフアドバイザーは、「我々の目的は、零細小企業及び起業家の経営力、生命力を強化し、エチオピアのみならずグローバル市場において活躍していけるよう彼らを支援すること。革新的な起業は経済成長と国レベルでの雇用創出に非常に大きく貢献する」と述べ、本コンペティションの意義を強調するとともに多くの参加を呼び掛けました。

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