3月25日にアディスアベバで農業機械化セミナーを開催

2019年4月8日

エチオピアの農業は労働人口の約7割以上、GDPの約4割を占め、経済成長及び貧困削減の核となるセクターです。

日本をはじめ多くの国では、経済成長とともに農業の機械化が進んできました。経済成長著しいエチオピアにおいても、今後は農業機械化が進むことが予想されます。

エチオピアにおける農業機械化戦略の検討を行うことを目的として、JICAエチオピア事務所はエチオピア政府機関である政策研究所(PSI)とともに「農業機械化セミナー」を開催いたしました。

セミナー発表者として日本より大塚啓二朗教授(神戸大学)がおよびエチオピアよりタデッセ氏(PSI農業地方開発センター長)が登壇しました。

エチオピアからはPSI、農業省、州政府、研究機関、民間企業等、日本からは松永大使ら含む、約40名が参加しました。

大塚教授からは、各経済発展段階における農業機械化の役割に関する発表がおこなわれました。

発表後はPSIヨハネス副所長を議長として、活発な質疑応答、意見交換がなされ、エチオピアの経済成長に合わせた、適切な農業機械化の在り方について検討する貴重な機会となりました。

今後もJICAはエチオピア農業セクターの持続的な発展のための協力を行なっていきます。

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セミナー参加者集合写真