JICAコロナ禍におけるソマリ州への支援

2021年2月22日

国際協力機構(JICA)ではソマリ州において以下のような形でコロナ対策に取り組んでいます。1.「個人用保護具の配布」2.「感染症拡大予防の周知」3.「専門家への研修」です。これらの支援は現地NGOの Human Concern Organization(HCO)を通じてゴデ、ジジガ、ケブリベヤの三都市にて実施されます。

JICAの主な支援:

  • 石鹸、洗えるマスク、手袋、デジタル体温計、400世帯に対する水の給水(500リットル)
  • 集会場における手洗い設備の設置
  • 冊子の配布、ポスターやステッカー、運搬車の広告等を利用し感染症予防対策の周知・促進
  • 専門家及び関係者に対する感染症対策の技術能力強化。研修は、保健、農業関係者だけでなく、警察所及びバス停のような人が集会する様々な場所で200人を対象に実施

ソマリ州はエチオピア国内でもインフラ整備が遅れているため、コロナによる影響を受けやすい地域となっています。そのため本支援を通じて経済的、社会的負担を軽減することが期待されています。

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