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mundi 6月号 特集 港湾・海上保安 自由で安全な海と港

※mundiはJICAが実施する事業や取組みを、毎月テーマごとに紹介する広報誌です。

【画像】世界の貨物輸送の大部分は海上輸送が担っている。大量の物資を扱うことができる港や、航路を安全に利用するための海上保安は、経済の発展を目指す途上国において重要な課題のひとつだ。日本は周囲を海に囲まれた島国であり、古くから海上輸送を発達させてきた。その経験や技術を生かして、港や海路の整備、安全な航行のサポートなど、円滑な物流網を構築するための協力を多くの国々に対して行っている。

さらなる発展を続ける貿易の玄関口(カンボジア)

近年、ハイペースで経済成長を続けるカンボジアにとって、国内最大の貿易港であるシハヌークビル港の拡張と近代化は差し迫った課題だ。日本は多角的なサポートによりその発展を支えている。

機能を向上させて荷役作業の効率アップ(アンゴラ)

アンゴラ南部の経済発展の鍵を握るのが、貨物量の扱いが国内第3位のナミベ港だ。長期の内戦の影響で荒廃した港湾機能を取り戻すための復旧が進められている。

難しい海峡の航行をVTS(船舶通航支援サービス)でサポート(インドネシア)

マレーシア、シンガポール、インドネシアに囲まれた全長約1000キロのマラッカ・シンガポール海峡で、航行の安全を高めるためのJICAプロジェクトが行われてきた。

海図作製の人材育成

船舶の安全な航海に欠かせない「海図」。水深、航海の目標となる岬などの海岸地形、灯台の位置、海潮流の速さ・方向などが詳しく記載されている。“海の地図”だ。海図作製の技術者を育成する研修では400人を超える人材を輩出している。

監視・取り締まりや海難救助の能力向上を図る

マラッカ・シンガポール海峡をはじめ、国際物流に重要な海路が数多く存在するASEAN地域では、安全で安心な海上路の発展を目指し、海上保安能力向上を支える人材の育成が進んでいる。

供与された多目的船で領海を守る(フィリピン)

能力向上の成果を近隣諸国に伝える(マレーシア)

高度な教育で政策を学ぶ

インド太平洋地域から海上保安機関の初級幹部職員が集まるこの研修では、海上保安政策に関する修士レベルの教育が1年間にわたって行われる。

衛星データの活用で進化する海洋監視(南アフリカ共和国)

南アフリカ国内のデータを日本企業の技術で組み合わせて、新しい海洋監視システムを開発した普及促進事業。広い海域の安全と環境保護に貢献する。

特別授業:海上交通の拠点「港湾」への総合的な協力

海上交通のために、船舶を大海原に送り出す港湾と、その安全な航海を確保する海上保安。その中でも特に、日本が長年にわたって幅広く総合的に取り組んできた港湾開発に対する協力-その特徴と今後の在り方とは。

上記特集の関連情報はこちらをご覧ください。

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