JOCV事業50周年記念式典・ガボンJOCV派遣10周年記念イベントを開催

2016年3月29日

2015年は、青年海外協力隊発足50周年記念の年。そして、ガボンおいては、2005年に初代JOCVが派遣されてから10年目を迎えた年でした。この記念すべき機会に、ガボンに派遣されるボランティアが、創意工夫と連携により記念式典を企画・開催し、JICAボランティアの活動と日本文化を紹介する大イベントを成功させました。開催都市は、首都リーブルビル、地方都市オイエム、フランスビル、以下にその模様をお伝えします。

1.首都リーブルビル開催「ガボンJOCV派遣10周年記念式典」

2015年6月、首都リーブルビル市内のホテルで「ガボンJOCV派遣10年記念式典」が開催されました。ガボン外務省をはじめ、国民教育省、保健省等、現在ボランティアが配属される各省関係者、そして、在ガボン日本国大使館代表等が列席。地方からはボランティアの配属先長等も駆けつけ、およそ100名が参集する盛大な記念式典となりました。

同式典では、外務省大臣代理をはじめ在ガボン日本国臨時代理大使等の出席各者、JICAガボン支所長がスピーチを披露。ボランティア代表からは、JOCV派遣とその活動の意義が紹介され、また、ボランティアならではの現地語でのあいさつでは、参加者を盛り上げ、会場は和やかな雰囲気となりました。式典をしめくくったのは、アフリカの臼・杵を用いての日本の「餅つき」。ガボン参加者も餅つきにチャレンジし、会場は活気ある楽しい雰囲気で盛り上がりました。

また、この模様は、ガボン国営放送や報道・新聞各社に取り上げられ、ガボンに広く周知されました。

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記念式典招待各者とのボランティア達

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ガボン−日本交流の餅つき

2.オイエム開催「ガボンJOCV派遣10周年記念イベント」

首都リーブルビルでの記念式典に続き、2015年9月には、ガボンの北部に位置する地方都市オイエムで3日間に渡り「ガボンJOCV派遣10周年式典・文化イベント」が開催されました。会場は、オイエムの文化施設オマール・ボンゴ・オンディンバ(O.B.O元大統領)体育館。初日の式典には、在ガボン日本国大使、ガボン市民文化大臣(代理)、州知事、県知事、市長、ボランティアの配属先長、他活動関係者、そしてJICAガボン支所長が参集し、招待各者からスピーチをいただくとともに、ボランティア代表からは、JOCVとしてのガボンでの活動が紹介されました。

また式典では、ガボンで活動中の柔道隊員とオイエム柔道協会会長による柔道デモンストレーションが披露され、会場は大いに盛り上がりました。式典後は、招待各位にボランティアの手作りの鶏五目ご飯、スープ、春巻き、コロッケ、スイートポテトが振る舞われ、和やかな歓談のひとときとなりました。

式典後2日間は、オイエムのボランティアと各州から駆け付けたボランティアの連携により日本文化紹介が行われ、O.B.O体育館はオイエムの一般市民で賑わいました。浴衣試着体験、巨大だるま落とし、他、日本の伝統的遊び体験、日本の映画鑑賞等、多くのガボンの人達にとっては初めての体験となり、会場の各アクティヴィティは大盛況。3日間で約670名が訪れるビックイベントとなりました。

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柔道デモンストレーション

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手作り日本食のおもてなし

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記念式典招待各者との一枚

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日本文化紹介

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巨大だるま落とし

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顔はめパネル

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顔はめパネル

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顔はめパネル

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浴衣着付け体験

3.フランスビル開催「ガボンJOCV派遣10周年記念イベント」

「ガボンJOCV派遣10年記念」の最後をしめくくったのは、ガボンの南東部に位置する地方都市フランスビル。農業分野のボランティアが活動するフランスビル科学技術大学大講堂にて記念式典、そして、日本文化紹介とともに、教育・野菜栽培・養殖に関わる啓発エクスポジションが行われました。

式典には、在ガボン日本国大使、県知事、市長、ボランティアの配属先長、他活動関係者、JICAガボン支所長等、約160名が参集しました。式典開幕には、フランスビルの小学生とボランティアが、ともに、ガボン-日本両国の国家を斉唱。両国の絆を感じる一場面となりました。その後、フランスビル科学大学学長による開会の挨拶、在ガボン日本大使をはじめ招待各位、JICAガボン支所所長、ボランティア代表がスピーチを披露、また、ガボンで活躍する各ボランティアの紹介が行われました。

式典最後に会場を盛り上げたのは、オイエムでも活躍した柔道隊員とボランティア有志による柔道デモンストレーションでした。式典後は、ボランティアによる手作りのおもてなし。招待各位、炊き込みご飯・唐揚げ・アンドーナツを楽しみながら、歓談のひとときを過ごしました。

式典後とその翌日には、フランスビルの一般市民を対象とした日本文化紹介と啓発エクスポジションが同大学・多目的ホールにて行われました。同大学の学生を始め、少年少女から大人までおよそ300名が会場を訪れ、さまざまな日本文化を体験するとともに、興味深く教育・野菜栽培・養殖に関わる展示に目を向け、耳を傾けるとともに、実際に手に取り体験する機会となりました。

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折り紙(兜)体験

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相撲体験コーナー

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着物の着付け体験

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作成教材の展示

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コンポスト・稲展示・野菜苗配布

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お好焼実演・試食・野菜料理レシピ紹介

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ティラピア(金魚)すくい

【記念式典・イベントを終えて】

日本は、高品質車・ハイテクノロジー・漫画文化などで、ガボンの人達に広く認識されているものの、他アジア圏の国と同じ…と考えるガボン人が多いのも実際です。そんなガボンの中で、ボランティアが創意工夫と献身的努力、そして見事な連携で実現した「ガボンJOCV派遣10周年記念式典・文化紹介イベント」。この開催により、ガボンの人達に、日本の魅力をよりクリアに映し出し、見て聞いて体験してもらい、日本人をより身近に感じてもらう機会とすることができました。

3回に渡り開催された記念式典・文化紹介イベントを経て、各ボランティアはそれぞれの任地に戻り、ガボンの協力者との地道な活動を再開するとともに、日々の生活の中で、市民レベルでの日本-ガボン間の絆を築いていっています。