保健分科会発足後、初めてのスクールヘルス!

2017年5月22日

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スクールヘルスを終えて記念撮影

氏名:山口 実香
隊次:2015年度1次隊
職種:感染症・エイズ対策
任地:ノーザン州サベルグ
出身県:静岡県

「保健の先輩方がたくさんいるのに、共有する機会がないなんて、もったいない!」
ガーナに来て最初の頃、任地で何をしたらいいのか分からず、同じ職種の先輩に話を聞くために、緊張しながら電話をかけて活動の話を聞いた日のことを今でもよく覚えています。近くに保健隊員がいなかったため、頼れるのはいつも同期だけでした。"先輩や後輩隊員との繋がりが欲しい"そう感じて、自分の任期中に保健分科会を作ろうと思ったのが、ちょうど赴任して1年が経過した頃でした。
分科会への想いは人一倍強いものの、どうしたらいいのか分からず、なかなか話がスムーズに進まず、月日があっという間に過ぎてしまいましたが、任期を3ヶ月残して、ついに設立までこぎつけることができました。設立後、初めて企画したのが、自分の任地でのスクールヘルスでした。保健分野の同期3人で活動の集大成としてやりたいと提案し、北部3州の保健隊員の協力のもと企画していきました。
準備に1ヶ月しかなかったものの、みんなが任地で使っている教材や経験を活かす場となる内容となるように、同期を中心に話し合いを進めていきました。北部隊員は母子保健に携わる隊員が多かったので、今回のテーマを「Maternal and Child Health Care」とし、妊娠や出産は女性だけではなく、男性の協力も大切だというメッセージを盛り込んだ内容にしました。
自分自身がこのスクールヘルスで特に力を入れたのは、生徒自身でやるロールプレイでした。「やるからには思いっきり楽しみたい!」そう思い、台本を考え、当日まで3回ほど生徒たちと練習を重ね、当日に挑みました。結果、とても場が盛り上がり、生徒たちの演技力の凄さを目の当たりにしました。今回参加した保健隊員は9名、また近くの隊員も見学しに来てくれて、総勢15名もの日本人がサベルグに集結しました。私が分科会で一番意識している「隊次を超えた繋がり」を多くの人と共有できたこの一日は、みんなの心に大きく響いたことと思います。ガーナには多くの隊員がいて、その強みを生かしていくのはとても大事なことだと、今回のスクールヘルスを通して感じました。スクールヘルスの後は、任地にある病院やヘルスセンター、CHPSなどを案内し、サベルグのことをより多くの隊員に共有することができました。分科会が発足して以降、色々な不安はありましたが、こういう機会が作れて初めて、設立して良かったなと心から思いました。終わった後はとても達成感があり、とても嬉しかったです。
自分がこの分科会に残せたことはごくわずかではありますが、いいスタートがきれたのではないかと思っています。これを機に、多くの保健隊員が結束して、ガーナの人たちの健康を守っていけるように活動していってくれたらいいなと切に願っています。残りの任期も一ヶ月をきってしまいましたが、最後まで自分らしく、笑顔で活動を終えられるように頑張っていきたいと思います。

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ロールプレイ1(お腹の中の赤ちゃんを移動させて、男の子の方へ)

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ロールプレイ2(彼の演技力は役者並み!!)

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男子生徒も妊婦体験!

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施設見学(ヘルスセンターにて)

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保健隊員、力を合わせて!