Kick out Ghana Malaria Match 2018

2018年5月31日

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自分たちで作ったスローガンを掲げてパレードしました。

氏名:宮城 僚子
隊次:2016年度2次隊
職種:感染症・エイズ対策
任地:イースタン州アキムオダ
出身県:京都府

マラリアはガーナで最も多い感染症の一つであるにもかかわらず、ポイ捨てされたごみの中に溜まった雨水が蚊の繁殖場所になっていたり、就寝時に蚊帳を使用しなかったりと、人々の予防対策に対する意識が不十分という現状があります。私の任地であるアキムオダも例外ではなく、世界マラリアデーである2018年4月25日に、小学生を対象としたマラリア予防啓発のためのサッカー大会「Kick out Ghana Malaria Match 2018」を開催しました。

世界マラリアデーは学校の長期休暇中にあたりますが、ガーナ人が大好きなサッカーを組み込むことで、アキムオダ内の8つの小学校からの児童と教員に加え、地域住民、地元ラジオ局員、警察官、看護師、など多方面から参加者を呼び込むことができました。また、ガーナ各地で活動中の10名の青年海外協力隊員が応援に駆け付け、各校に1人ずつサポーターとしてついてくれました。

プログラム概要は以下の通りです。
(1)事前教育
(2)パレード
(3)マラリア○×クイズ
(4)蚊帳ゲーム(協力隊員を蚊に見立てた鬼ごっこ)
(5)サッカー
(6)周辺清掃

特に効果が感じられたポイントは、(1)事前教育と(2)パレードです。

(1)事前教育
2・3月に看護師らの協力を得てすべての参加校を巡回し、約1400名の児童に対して事前教育を行いました。マラリア予防スローガン作りのアクティビティを行い、児童には学んだことをアウトプットしてもらうと同時に自身の行動を振り返ってもらいました(蚊帳は使っているか?ポイ捨てはしていないか?など)。

(2)パレード
事前教育で作成したスローガンを掲げ、児童、教員と共にアキムオダ内をパレードしました。ブラスバンドも参加したことにより街中で注目を集め、住民がパレードの目的を質問し引率教員がそれに答えるといった姿も目立ち、多くの住民にマラリア予防のメッセージが伝わりました。

2016年世界マラリアデーには私の前任にあたる2代目青年海外協力隊員がKICK OUT MALARIA MATCHを開催しており、今年で2回目の運営でした。また、会場には初代の協力隊員が作成したマラリア予防や環境整備関する紙芝居を掲示して参加者が自由に閲覧できるようにし、私も含め歴代三代の感染症・エイズ対策隊員の集大成となるイベントにできたのではないかと思います。残りの任期中に、マラリア予防啓発活動を継続するとともに、来年以降の効果的な啓発方法について配属先職員と協議していきたいと思います。

Kick out Ghana Malaria Match 2018開催にあたり、日本とガーナの多くの方々にご支援をいただきました。当日は急な夕立などハプニングもありましたが、アキムオダの多くの人にマラリア予防のメッセージを伝えることができました。本当にありがとうございました。

協賛・協力:
(日本)株式会社シェアトレード/本山修験宗 聖護院門跡/認定NPO法人Malaria No More Japan
(ガーナ)Birim Central Municipal Assembly / A K Ghana Wood Limited / L. B. Amoafo / Lovely Mineral Water / Vision / Standard / One Step / Frimpong Enterprise

Facebookに当日の写真や動画を掲載しています。

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集合写真

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学校対抗マラリア○×クイズ

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スタジアムには見学の人たちも来てくれました。

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アキムオダの子供たちに、楽しみ・学んでもらえました。