アクラにおける理数科・ICT・学校保健合同ワークショップ(WS)-師走編-

2018年12月6日

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参加者全員集合

ボランティア氏名:鴇田 奈津美、草間 桜子、上野 真理恵、遠山 宏樹
隊次:2017年度1次隊
職種:小学校教育、小学校教育、学校保健、青少年活動
任地:イースタン州アセセワ、ノーザン州サベルグ、グレートアクラ州アダフォア、アッパーウエスト州ワ
出身県:宮城県、茨城県、福島県、長野県

12月6日、私たち4人は首都アクラにあるラ・ンクワンタナ市にある学校で、周辺地域の(ラ・ンクワンタナ市が管轄する)学校の教員60人以上に向けて、Teaching ワークショップを行いました。この経験から得た教訓をもとに報告させていただきます。

教訓1 やってみなければ分からない。前例がないなら自分達が前例になればいい。

私達が開催した学校は誰の任地でもないアクラの学校でした。そのためJICAの認知度は低く、参加者が集まるのかという懸念がありました。そしてガーナではよくある「ワークショップではランチを出さなければいけない」問題も立ちはだかります。しかし蓋を開けてみれば、大成功と言える結果だったと自負しています。ワークショップから数時間後に実際に現地教員の手によってワークショップ内容が授業に活用されるのを目の当たりにしました。WS後にその場で私達4人と学校側の要人で振り返りと次回開催に向けての話し合いの場を設けられました。そして授業参加者から教材入手方法の問い合わせがきました。これらは多くの参加者が私達のワークショップ内容に対して深い理解を示し、有効性があると捉えてもらえたからこそ起きたことであり、成功と言うには十分だと考えております。そして学校側が水とランチを用意してくれ、当初懸念されていた問題は全くないこともわかりました。このように、たいていの不安が杞憂に終わります。

教訓2 ギリギリで無理かと思っても諦めてはいけない。私達にとっての期限ギリギリはガーナでは全然余裕。

私たちは今回の開催に向けて8月下旬からGhana Education Service(GES)本部の方と話し合いを重ねてきました。結果、GES本部での開催にはこぎつけませんでしたが、誰の任地でもない都会の学校での開催の機会をいただくことができました。実際に開催する決定がなされたのは実施日の3週間前です。そこまで少しずつ準備を進めていましたがガーナ人との話し合いが全く進まず、かなりやきもきした3か月でした。途中、首都での開催は無理かもしれないと諦めかけていたのですが、開催が決まってからの話はトントンと進み、なんとか当日に間に合わせることができました。現地の方と協力して何かを作り上げるとき、彼らのペースについていくことは時に難しいですが、歩調を合わせることで初めて彼らと共に歩めるのも事実です。

教訓3 PRって大事!いくら良いことをしたとしても知ってもらえなかったらやって無いのと変わらない。

今回の開催にあたり、PR用のポスターを作成しました。このポスターを開催3日前に学校保健Facebookに掲示、WSについて告知しました。このひと手間によりグレーターアクラ州の他の学校やガーナ教育サービスのSHEP(学校保健)コーディネーターやイースタン州からも参加者が来てくれることになりました。他からも参加者が来てくれることで開催校の先生方も外部から注目されていることを認識し、より良いWSにしたいという気持ちを引き出すことに繋がったと感じています。

教訓4 共に飛躍できる仲間がいるからできることがある

私達4人は同期と言えども任地も要請内容も活動内容もみんなばらばらです。そんな私達の最大の強みは、着想を得てから活動に落とし込むまで強い意志と行動でやり遂げられるということです。そして4人がそれぞれの持ち味を生かし、より良い完成形を目指してアイディアを自由に出し合うことによって勢いが生まれました。さらには周りを巻き込みます。今回は他の隊員が沢山見学に来てくれ、運営を助けてくれました。これはあくまで希望ですが、多くの隊員を巻き込むことでこのような機会の持続性を保つことを期待しています。年明けからもガーナ各地でWSの計画を立てているので、さらに多くの人を巻き込みながらガーナの未来のために貪欲に突き進んでいきたいと思います。

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サーキットスーパーバイザーの挨拶

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SVによる熱気球実験

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ICTのモデル授業

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告知ポスター