サッカーなら、どんな障害も越えられる1)

2019年3月21日

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開校60周年記念行事で街をパレードしました。

ボランティア氏名:羽立大介
隊次:2018年度1次隊
職種:障害児・者支援
任地:アッパーウェスト州ワ
出身県:広島県

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普段の体育の様子。弱視の生徒も一定数在籍しています。

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見本(左)を基に製作してもらったアイマスク(右)

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任地で製作してもらったゴールポスト

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残りの派遣期間でどれだけできるか、楽しみです。

2018年度1次隊の羽立大介です。職種は障害児・者支援で、ICTの教員として盲学校に派遣されています。配属先にとっては私が3代目の青年海外協力隊になります。私の任地はガーナ北西部のアッパーウェスト州の州都であるワというところです。首都のアクラからは陸路で12時間ほど離れています。そして、配属先はWa Methodist school for the Blindという全寮制の盲学校で、幼稚部・小学部・中学部・職業訓練部があり、全校生徒は約200人です。盲学校はガーナ国内に4校ほどしかありません。そして私の配属先が北部では唯一の盲学校のため、遠方から来ている生徒も多くいます。

赴任から8ヶ月が経過し、自分の今後の活動の方向性が見えてきたので、今回この場をお借りしてご報告させていただきます。私は、3つのクラブ活動を始めようと思います。タイピングクラブ、音楽クラブ、ブラインドサッカークラブの3つです。ガーナでは日本のようなクラブ活動がほとんどありません。ガーナの教員は放課後や休日は副業をして収入を得ているようです。また、生徒も家事を手伝ったり、仕事をしたりと忙しく過ごしています。そんな中、配属先の学校の生徒は全寮制のため、比較的時間の余裕があります。

タイピングクラブと音楽クラブは始めるに当たって特段新たに何かを用意するのでは無く、現在学校にあるもので行う予定ですが、ブラインドサッカークラブを始めるのにはJICAの「現地業務費制度」を利用し、ブラインドサッカー用のゴールポストを用意しました。任地の溶接業を営んでいる会社を訪問し、ゴールの写真を見せ、サイズを伝えて製作してもらいました。また、ブラインドサッカーではアイマスクを着用してプレーをするので、アイマスクも見本を持参し作製してもらいました。クラブ活動を始める前段階、必要な用具を揃えるところからのスタートで、慣れないことも多くありましたが一つ一つ前に進んでいる実感が持てました。

これから本格的にクラブ活動を始めてみて、新たな問題に数多く直面することかと思います。それでもクラブ活動を通して、生徒たちが成功体験を積んで自己肯定感を高めていくサポートをしていくつもりです。最終的には、多くの人に配属先のこと、生徒たちのことを認知してもらえるように、生徒の日ごろの頑張りを披露する機会を設けることを目標として、活動に励んでまいります。