ヒューマンストーリー

桜がキレイで大好きです!

野口記念医学研究所 寄生虫学部
リサーチフェロー アイリーン・アイ

【写真】

上野公園にて

3月中旬から4月上旬にかけて、国際寄生虫対策西アフリカセンターのカウンターパート研修、「学校保健」に参加しました。研修中は様々な講義や会議に出席したり、千葉県白井市の南山小学校も訪問しました。南山小学校は、5年前に千葉県学校健康教育優良校を受賞した学校ですが、以降も引き続き、小学校1年生からきちんとした手洗い教育や口腔衛生などの保健衛生教育を活発的に行っています。南山小学校にとって、初めてガーナ人を受け入れるということでしたが、昼食にいただいた給食と同様に「温かく」迎え入れていただきました。

研修では、日本トイレ協会を訪問する機会もありました。本訪問では、回虫などの寄生虫症から身を守るため、衛生向上に必要なトイレの維持管理方法についての見識を広めることができ、大変貴重な体験となりました。

さて、研究所においての実習ですが、実習場所は私が5年間勉強したところと同じ、ある大学の研究室で行われました。学生も研究生も皆、学会の準備に追われ、とても忙しそうな雰囲気でした。この雰囲気は、私の学生時代を思い起こさせ、セミナーや授業、学会で慌しく動き回っている人たちをみては、私から(日本語で)「ミナサンオイソガシソウデスネ」と声をかけていました。

そんな中、聞き覚えのある声が部屋の後方から聞こえてきました。

「アイリーンさん、お花見みんなでできますよ。桜がキレイに咲いていますから。よかったら、明日、昼間に上野公園で…」と話が終わらないうちに、私は「はい!はい!」と喜んで叫んでしまいました。昨冬はとても寒く、東京でも雪がちらほらと降ったので、桜の開花は例年より遅いだろう、と聞いていました。しかしありがたいことに、私が滞在している間はとても暖かい気候に恵まれ、すでに桜が咲き始めていました。上野公園は私の大学から歩いて行ける距離だったので、桜を見ながら、他の研修参加者を含めた4名で散歩をしました。上野公園では、おまんじゅうと日本茶をすすりながら、親子丼を昼食に食べました。

その週末、アクラまでの帰路に着く前にもう一度桜の花を満喫しようと、両国からお台場までボートに乗りました。多忙なスケジュールでしたが、実に思い出深い研修となり、とても楽しかったです。JICAの皆さん、誠にありがとうございました!