バドミントンの普及へ 日本から用具届く

2022年3月10日

開発途上国でスポーツ、文化、教育などの活動で必要とされる物品を届ける「世界の笑顔のために」プログラムを通し、日本の3団体と1名の方からバドミントン用具が提供され、3月3日にグアテマラバドミントン連盟で寄贈式が行われました。

日本から届いたシャトル360個とラケット14本を前に、バドミントン連盟関係者は「とても状態の良いものを送っていただき、感謝します」と述べました。寄贈式には東京2020オリンピックのバドミントン男子シングルスで中米勢初のベスト4となったケビン・コルドン選手も参加しました。バドミントンを始めた幼少期はシャトルがなく、ラケットも古くて状態の悪いものしか手に入らなかったというコルドン選手。「練習用具を入手できることは、若い選手が競技を続けていくためにとても重要なことです。ありがとうございます」と述べました。

グアテマラでは練習環境や用具の確保の難しさもあり、バドミントンの競技人口はまだまだ限られていますが、コルドン選手の活躍もあり人気が高まっています。いただいた用具は競技レベル向上と競技普及へ、バドミントン連盟で活用していく予定です。寄贈いただいたみなさん、ありがとうございました!

【画像】

バドミントン連盟で行われた寄贈式。ケビン・コルドン選手(左から6人目)も参加。