【公開セミナー】コロンビア稲作農家が語るコロンビア統合的稲作農業への挑戦

南米コロンビアの1人当たりの年間のコメの消費量は年々増加し、今では年間40キログラムを超える主食となっています。コメの需要は高まっていますが、生産コストが高いことなどから、国際競争力は他国と比べて著しく低く、さらに気候変動などの影響で生産性が低迷しています。加えて2012年発効の米国とのFTAにより、今年からコメの段階的関税撤廃が開始され、2030年に無関税となることで、稲作農家は生産コストの大幅な削減が迫られています。そのような状況においても、コロンビア先進稲作農家は政府の補助金をほとんど受けずに、独自で急速な技術革新に取組んでおり、日々生産性の向上に努めています。

SATREPSコロンビア稲作プロジェクト(*)では、このような先進農家と協力し、新品種の育種と最先端のIT技術やセンシング技術を駆使した精密農法を組み合わせた新しい技術の開発と普及に挑戦しています。本セミナーでは、数世代の技術革新をスキップして取り込んでいるコロンビアの稲作農家を招き、生産性向上のための技術革新への取組の成果と、彼らを支援するコロンビア全国稲作生産者組合FEDEARROZの統合的稲作農業への挑戦を紹介します。また彼らから見た日本の稲作の取り組みについても語っていただきます。

*本プロジェクト「遺伝的改良と先端フィールド管理技術の活用によるラテンアメリカ型省資源稲作の開発と定着プロジェクト」は JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)とJICAが共同で実施している、SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)の事業です。

言語:日本語(一部スペイン語からの通訳あり)

<プログラム>
1.コロンビア稲作と精密農業
2.コロンビア先進稲作農家紹介
3.コロンビア稲作農家が語る日本の稲作
4.質疑応答(コロンビア稲作農家に質問してみよう!)
5.閉会の挨拶

<スピーカー>
東京農工大学大学院農学研究院 教授 澁澤 栄
コロンビア稲作生産者組合 普及員 ニルソン・イバラ
コロンビア先進稲作農家 ニコラス・ラセルナ・セルナ、アルベルト・メヒア
通訳および解説 東京大学大学院農業生命科学研究科 小川諭志

<参加申込み>
対象:興味のある方ならどなたでも
参加費:無料
参加方法:事前の申込み不要(直接会場にお越しください)

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