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“国際理解教育”を実践した指導案を約100件掲載しました!

2017年6月19日

今年3月に文部科学省より公示された、新学習指導要領の中には、「持続可能な社会の構築」を担い、「グローバル化する国際社会」に主体的に生きる資質・能力の育成が謳われています。
そのような教育の実践の参考になる約100の指導案を“お役立ちサイト”に掲載いたしました。いずれも、JICAが取り組む“教師海外研修”にご参加いただいた先生方の指導案や、2015年度まで開催していたグローバル教育コンクールに入賞された先生方の取り組みです。

例えば、小学生対象の授業。まずは、タンザニアの現地の学校の写真を見せ、「電気がない!」「窓ガラス、時計もない!」「でも真剣に勉強してる!」と生徒自身に発見させ、興味を沸かせてからタンザニアの公用語であるスワヒリ語で数の数え方を学び、タンザニアで使われている教科書の算数問題を取り組む・・・という授業案があります。実施前は、低学年には難しいか、と不安もあったようですが、アクティブラーニング型の授業は、生徒の好奇心を大いに刺激したようです。
高校生対象のグループワークの授業案もあります。評論文・新聞記事からベトナムを学んだ後、グループごとに海外風景の写真16枚を渡し、ベトナムと思うものを4枚を使って「ベトナムってこんな国」というストーリーを創作させます。しかし実は16枚のうち2枚はベトナムではありません。そこで、2枚のダミー写真はどれかを探させ、その理由を論理だてて説明させます。ここからは、(1)多面的にみる、(2)批判的にみる、(3)物事の背景を考える、(4)他者と協力すること、の学びがありました。

このような、授業の実践事例のご紹介が、国際理解教育・開発教育に取り組もうとされている先生方のヒントに、そしてアクティブラーニングの取り組みの後押しになることを期待しています。

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