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企画展示「みんなで考えよう!ゴミと地球の未来展」が、9月18日(水曜日)より始まります!

2019年8月28日

ごみ、と聞いてどんなことをイメージしますか?
いま世界中で話題となっているプラスチックごみが頭に浮かぶ人は多いのではないでしょうか。わたしたちの暮らしになくてはならなくなったプラスチック、その大半が使い捨てにされ、一部が海に流れこみ、環境や生物に影響を及ぼしています。
経済開発が進めばごみも増えることは、これまでの統計で明らかになっています。開発途上国では、経済が発展するとすぐにごみの量が2倍以上に増えることがあり、ごみの収集や処理が追いつかず、まわりに放置されてしまうということも起こります。一方で、日本国内のごみは環境への意識の高まりから減ってきていますが、ごみ問題は決して他人事ではありません。開発途上国に対する国際協力は、日本の経験やノウハウを活用して、日本を含む世界全体に貢献しているという側面があります。
このように、ごみは、地球上で暮らすすべての人々が取り組まなければならない大きな課題の一つです。今回の展示を通じて、世界の人々が地球の未来のためにどうしたらよいのか、そのためにわたしたち自身は何ができるのか考えるきかっけとすることができたらと思います。

現在展示中の基本展示「人間の安全保障展-世界の幸せと悲しみ-」は、9月13日(金)20時に終了いたします。
また、展示入れ替えにともない、1階体験ゾーンは9月14日(土)から9月17日(火)まで休館いたします。
ご不便をおかけしますが、ご了承ください。

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