「子ども達を世界と出会わせるのは私の役目」 国際理解教育に取り組む一教師

【画像】島崎慶子先生/金沢市立緑小学校

平成19年度教師海外研修参加者
島崎慶子先生/金沢市立緑小学校

先生が国際理解教育と出会ったのは2年前。教師教師研修に参加した教員仲間から話しを聞いたことがきっかけでした。今まで国際理解教育を実践したことがなかった先生ですが、「面白そう、やってみたい」という衝動に駆られ、早速、その年の教師海外研修に応募されました。

教師海外研修では

平成19年度教師海外研修の研修国はアフリカの地タンザニア。その研修を先生はこう振り返られます。
「私にとって、タンザニアは距離だけではなく存在としてもとても遠いところでした。でも実際に足を踏み入れると、似ているところ、私たちが見習うべきところがたくさんありました。」

帰国後はその経験を生かして授業実践。
先生は養護教諭という立場から、2年生から6年生の子ども達とタンザニアを通して病気の予防や健康について考えたほか、現地で感じた人々の温かさや頑張っている姿を伝えられました。
また、お住まいの地区の小学校では、「タンザニアで活躍する日本人」をテーマに講演されました。
「子ども達が素直に驚いたり、感動したり、一生懸命考えたりする姿を見て、子どもたちに授業をして本当によかったなと思いました。」
と島崎先生は微笑まれます。

教師海外研修のあと

平成19年度の研修後も、先生の取り組みは続きます。
平成20年度はJICA北陸の研修員受け入れ事業にご協力いただきました。そこでは、学校運営を学びにアフリカからやって来た教育関係者へ日本の学校の様子を紹介したり、彼らと6年生の子ども達との交流会を企画されました。子ども達が彼らと自分から関わりを持とうとする姿に、このような機会の大切さを改めて感じられたそうです。
また、6学年の先生方に「今度の土曜参観日は、学年で国際理解教室にしませんか?」と交渉。タンザニアから帰国した青年海外協力隊員OGの岸本さんと日本在住のタンザニア人アマリドさんを招いて教室を実現させました。

「今後も子どもたちと世界をできるだけ繋げていきたい」という先生。その理由を聞くと、
「子ども達が世界を知ることは大切なこと。でも、子ども達の普段の生活の中では、知ったり、出会ったりする機会が少ないでしょ?だからその分、自分が知っていることを伝えたり、考えたりする時間や場所を作ってあげることは教師としての役目だと思って。」
先生は、そう自然に答えられました。

「自分のことだけではなく、世界全体を見渡せる人間になってほしい。」
その願いを胸に先生の取り組みは今日も続きます。

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現地の小学校では子どもたちに歯みがき指導も行いました

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ひとつひとつの言葉に先生の思いがこめられます

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土曜参観当日も裏方として大忙しです