ガールスカウト福井県大会でJICAワークショップを行いました

2010年6月4日

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さあ、みんなで考えましょう!

5月22日(土)、「日本のガールスカウト運動90周年全国一斉イベント」の一環として西武福井店2階公開広場にてJICA北陸スタッフによるワークショップを行いました。参加したのは、小学生を中心にリーダーを含めた150名!

ワールドシンキングデイ「一緒なら、極度の貧困と飢餓をなくせる」をテーマに、自分をとりまく環境や物について考えました

子どもたちに聞いてみました。今、ほしいものは何?

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今、ほしい物は何?紙に書いてみました

スカウトリーダーによるアイスブレーキング(歌に合わせて体を動かし、提示された数ごとにグループになる)に始まり、各班10名ほどでグループを作りました。

今ほしいものをどんどんあげて紙に書いてもらいます。中にはDSや若返りの薬も!そのなかから生活に必要なものをマルで囲みます。
基本的に生活に必要なものは「人権(人が生きていく上で必要なもの)」であることを考えてもらいます。

フォトランゲージ…共通しているものは?

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配布された写真を見てみよう

そこで、各班に2枚の写真を配ります。どちらも海外の家族と家の写真です。写真には家族とともに家のなかのものが全部写っています。1枚はものの少ない写真。もう1枚はものの豊かな写真。
両方の写真のどちらにも写っているものは何だろう?グループでは写真を見ながら、どちらにもあるものを探しました。

日本は?

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どんなことに気づいたのでしょう?

二つの写真を見て、今度は日本の写真を配ります。「すごい!」会場からは感嘆の声がもれました。なんと物があふれていることでしょう!私たちの身の回りには本当に必要なものはどれだけあるでしょうか。

子どもたちの感想
振り返りとしてグループ内で話してもらい、感想を発表してもらいました。「日本や先進国はムダ使いをしている」、「先進国は生活に必要のない物がたくさんある」という感想のなかで特に印象的だったのは、まだ小学低学年のスカウトから「途上国はものがあまりないけれど、日本はこんなにものがいっぱいあるのに、何もないというのはおかしい(貧しいと自分で言うことはおかしい)。わがままを言わないようにしたい。」という感想でした。

伝えたいこと

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最後に、感じたことを発表

このフォトランゲージでは、発展途上国、先進国のごく平均的な家庭の写真を使い、写真を通して全体から見るメッセージを考えるという手法です。物の多さ少なさで、単に貧しい豊かという単純なものを伝えるのではなく、暮らしぶりはそれぞれに違っていても、生活に必要なものはちゃんと満たされていること、生きている環境や物質的な豊かさは違っていても、ひとが生きる上で大切なことは何か、自分たちの生活をひとりひとりが考え、ワークショップを通じて感じたことを周りの人と共に考えること、他の人とは考えが違うことなどを学ぶ大切さを伝えることで締めくくりました。

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