平成22年度「NGO、地方自治体、大学等における国際協力担当者のためのPCM研修」を実施しました

2010年7月20日

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講師の説明を熱心に聞く参加者の皆さん

7月10日(土)、11日(日)の2日間、JICA北陸にてNGO・地方自治体・大学等における国際協力担当者のためのPCM研修を開催しました。PCM手法は、開発プロジェクトの計画立案・実施・モニタリング・評価のためにJICAをはじめ多くの開発援助機関で用いられている手法です。今回の研修には北陸3県の大学関係者、地方自治体関係者、NGO関係者、JICA関係者ら13名がPCMの特徴であるワークショップ形式のプロジェクト計画・立案手法を学びました。

今回の研修では、メコン国という架空の国のある村を例とし、対象村の村落開発プロジェクトを計画・立案しました。

1日目

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グループメンバーで目的分析中

1日目の初めに、PCM手法の概要を学んだ後、参加者は2グループに分かれ、プロジェクトに将来関わると思われる関係者を列挙し、まずはプロジェクトターゲットグループの仮設定をしました(関係者分析)。その後、ターゲットグループが現在抱えている問題について全体像を把握するための分析を行い、問題分析系図が完成した後、その結果を元に、問題を解決する手段を考え(目的分析)、これから行うプロジェクトの範囲決定をするところまで実施しました。

2日目

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作成したPDMをグループごとに発表

2日目は、1日目に決定したプロジェクトにおいて、具体的に何をするのか、どのようにするのかを視覚化するために、PDM(プロジェクトデザインマトリックス)を作成しました。このPDMは、いわゆる計画概要表であり、プロジェクトの進捗状況や運営管理、評価など、あらゆる局面で参照される最も重要な情報となります。

そして最後に、グループごとに作成したPDMの発表をし、2日間の研修を終えました。

参加者からの声

「2つのグループでは、同じ架空の国を対象としてプロジェクト立案を行っているのに、ターゲットグループが異なったり、活動内容が異なったりして、人が変わればプロジェクト内用も変わるのだなと改めて思った」
「普段使わない頭をフル回転したため、とても疲れた」
「実際現場に出てこの手法を用いてみたい」
「自分の職場の人たちにもこの手法を伝えたいが、モデレータ(PCM手法進行役)をするのは大変そう…。モデレータ養成講座を受講してみようかな」

来年2月には、このPCM研修「モニタリング・評価」コースを実施予定です。日程が確定次第、このホームページでまたお伝えします!