—パラグアイ・ボリビアの高齢者福祉に取り組む日系人たち—「来日編」

2010年7月22日

研修員がやってきました

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お互いの意見に真剣に耳を傾ける関係者と研修員

「こんにちは〜!」
駅の改札口から出てくる素敵な笑顔の女性たち。彼女たちが、まさか遠い地球の反対側からやってきたなんて、まわりの日本人は誰も気づいていなかったことでしょう。

7月5日、日系研修「高齢者福祉におけるデイケアサービス(デイケアと介護予防)」研修コースの日系人4名がパラグアイ・ボリビアから金沢に到着しました。9日には本研修の受入機関であるかほく市の石川県立看護大学で開講式、そして自国の紹介や高齢者福祉の現状を伝えるカントリーレポート発表会が行われました。パラグアイは、つい最近、サッカーのワールドカップで戦った国でもあり、参加者も親しみをもって聞いていたようです。

いよいよ本格的にスタート

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カントリーレポート発表の様子

開講式では研修員代表としてボリビアから参加している宮園英美さんがあいさつ。「私たちの親世代は、日本から移住してからこれまで、想像できないくらいの苦労をしてきました。顔や手足はしわだらけです。日本で学び、恩返しをしたい」と言葉をつまらせながら、話してくれました。他の3人も目を赤くし、大きく頷いていたのを目にし、この研修に強い思いを抱いて参加していることが感じられました。

本研修は9月8日まで、石川県立看護大学にて講義、羽咋市福祉協議会では実習を中心とした内容で実施され、日本と地域における高齢者福祉の取組みやケアシステムを学びます。病院や福祉施設への訪問、また夜勤体験や介護教室への参加などさまざまな実習を行い、最終日には帰国後の活動計画を発表します。
これから約2か月間、ハポン(スペイン語で“日本”)の高齢者を思い、一生懸命研修に取り組んでくれることと思います。

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約2か月間、頑張ります!!

研修は県立看護大学では講義、羽咋市福祉協議会では実習を中心に実施。詳しくはホームページの研修受入事業をご覧下さい。

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