国際理解教育セミナーを開催しました

2010年8月6日

7月10(土)に石川県国際交流センターの研修室で国際理解教育セミナーを開催しました。
今年最初の国際理解セミナーには、国際理解教育・開発教育に興味・関心のある教員や学生・国際交流関係者など約40人が参加し、開発教育ワークショップや国際理解教育の実践報告を通して、「世界と私たちのつながり」について理解を深めました。

開発教育ワークショップ/「パーム油のはなし—地球にやさしいってなんだろう」

【画像】

円になり、一体何がはじまるのでしょうか

石川県を中心として開発教育や参加型の学びについて普及・活動している「いしかわ地球市民の会」の根石 修さんを講師に招いて開発教育ワークショップを行いました。今回のテーマは「パーム油」。洗剤やシャンプー、揚げ菓子やインスタントラーメンなどに使用されるパーム油の開発問題を取り上げ、世界の開発問題と私たちの生活とのつながりを考えました。

【画像】

ロールプレイで真剣に討論!

政府関係者・開発業者・先住民族とパーム油開発に係わる関係者の立場になり実際の問題を討論しあう「ロールプレイ」では、参加者がそれぞれの役になりきり盛り上がりながらも、途上国で実際起きている問題について真剣に悩んでいました。

国際理解教育実践報告

【画像】

実践報告の様子

昨年教師海外研修に参加した福井県立福井農林高等学校教諭の長谷川恵里子さんが研修を通して実践した国際理解の授業報告をしました。長谷川先生の授業のテーマは「援助ってなんだろう」。ウガンダ共和国での海外研修で、途上国の現状を目の当たりにした体験から生まれた授業の発表にを参加者は真剣に耳を傾けて生徒たちと同じように「援助」について考えていました。

参加者の感想

【開発教育ワークショップ】
・自分がファシリテーターになって、中高校生に対してやってみたいと思いました。
・参加者と交流出来てよかったです。私に何が出来るのか、色々と気が付きました。
・ワークショップは初めてでしたが、参加型だったので真剣に楽しく参加することが出来ました。
・漠然としか考えたことのない内容だったので、ワークショップを通して、様々な考え方を理解することが出来ました。
・自分の意見とは違う役が当たって大変だった。実際には開発段階において会議の場が設けられないと聞いて胸が痛んだ。
・私たちの現在の生活に密着した課題でした。ロールプレイのあり方も考えさせられました。
・濃い内容だったので、もっと深く話したかったです。

【国際理解教育実践報告】
・違う分野での面白い話を聞けました
・実際に研修に参加した先生の授業は説得力があり、大変参考になった。
・色々な立場、方法で国際協力が出来るということを少しだけ知ることが出来ました。
・「援助」のカタチについて、考えさせられました。
・教師自身の先入観と実際の体感した事で変化した気持ちを上手く表現していたなと思いました。
・日本の学生にとって、「バラマキ」ではなく「生きた援助」を知る非常に良い機会だと思った。
・子ども達への国際理解教育、これから何とかできないかという意欲を持ちました。


その他の感想でも「同様のセミナーをもっと開催してほしい」「ワークショップを実際してみたい」との声が多数ありました。JICA北陸ではこれからも様々なセミナーを企画し開催していきますので、ぜひご参加下さい。