国際理解講座『ハローワールド』

2010年12月6日

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タンザニアの国旗

財団法人福井県国際交流協会とJICA北陸が連携して実施する国際理解講座『ハローワールド』では、福井県内の小中学校が希望するテーマに対応した講師派遣を行っています。

本年は派遣校は8校の派遣を予定しています。
 

−タンザニア帰国隊員と外国籍人のコラボ出前講座−

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青年海外協力隊で活動していた田中さん

福井市立国見小学校から、普段外国との接点が少ない生徒に、海に面した外国についてお話しができる講師の派遣依頼がありました。

マレーシアから講師として来日している方と、青年海外協力隊としてタンザニア・ザンジバル島で活動していた田中さやかさん(職種:農業土木)を派遣しました。きこでは田中さんの当日の様子を紹介します。

美しい海のザンジバル

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外国籍講師とともに

赤いサリーで登場した田中さん。いきなりスワヒリ語で挨拶をすると、子どもたちの歓声がクラスにひろがりました。

講座を受けたのは、国見小学校の5・6年生複式学級の16人。

日本海に面した国見小学校には、学校のなかにさまざまな貝殻や近くの地層から発掘された化石が展示されています。

同じ海でも違う。でも日本で獲れるお魚も?

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講師を務める田中さん

美しい海に囲まれたザンジバルで活動した田中さん。子どもたちに簡単な自己紹介ができるようにスワヒリ語で挨拶を教えました。さまざまな民族が住むタンザニアでもイスラム教徒が90%のザンジバルで守られているお祈りや断食など、日本ではあまり見られない習慣を子どもたちに分かりやすく説明しました。

タンザニア、ザンジバルと日本の同じところと違うところを学んだ子どもたちからは、「ウガリ(トウモロコシを水で煉ったもの)はおいしいの?」「市場にあったお魚の名前は?」等、たくさんの質問がありました。

ありがとう、を伝えよう!

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スワヒリ語で歌を合唱♪

「アサンテ、サーナ(スワヒリ語でありがとう)」田中さんが講座で伝えたかったことのひとつ、ザンジバルの田んぼで出会ったおばあちゃんから「私たちの文化を大切にしてくれてありがとう!」と言われたことから、「ありがとう」をちゃんと伝えることの大切さを話しました。

タンザニアで活動を終えた田中さん。タンザニアではたくさんの笑顔と助け合いの気持ち、誰でも歓迎してくれるタンザニア人の温かさに触れ、心からありがとうの心を大切にしたいと思ってことを伝え自らも講座を終えた田中さんに、教室では子どもたちからの「アサンテ!」が笑顔とともにこぼれていました。