コシヒカリ発祥の地 福井県で仏語圏アフリカの研修員が農業を学びました

2010年12月14日

2010年8月26日〜9月7日の13日間、コシヒカリ発祥の地、福井県において、JICA青年研修農村振興コースの研修が実施されました。今回の研修を受入れてくださったのは、福井市を元気にする!をモットーに活動している「コラボNPOふくい」の皆さまです。この研修には、参加各国において農業関係機関で働く研修員13名(コンゴ民主共和国4名、コンゴ共和国1名、マリ2名、ガボン2名、セネガル4名)が参加しました。

地元コシヒカリを使った味噌作りに挑戦

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味噌をボール上にして発酵させます

研修の前半は福井県立大学の教授や県庁職員を招き、現在の日本や福井県における農業政策や土地改良事例、そして米作りについてなど、しっかり学びました。研修中盤に入ると、加工と販売及び地産地消をテーマに、地元で取れた農産物を加工する過程を視察するだけではなく、コシヒカリを使った「味噌作り」も体験しました。研修員は自国においても、オリジナルの味噌をぜひ作ってみたい!とやる気に満ち溢れていました。
地元の加工販売グループの方がたとの交流を通し、ぜひ自国の農産物を有効活用した加工品を作れないか、研修員はいろいろ考えをめぐらせていました。

福井県民と農業について語る

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沿岸部チームの発表

研修終盤では、「語ってつなごう!福井とアフリカ」をテーマに、研修員と福井県民を交えたシンポジウムを実施しました。研修員を内陸部と沿岸部の2チームに分け、それぞれの国の農業事情を踏まえ、今回の農業研修から得たものをヒントに、展開できる施策について論じ合いました。そのときには、青年海外協力隊OB/OGや福井県民の方の意見も取り入れました。シンポジウムの内陸部チームは「農民組織の生産能力向上プログラム」を、沿岸部チームは「直売所の整備について」をテーマとした発表となりました。これらのアクションプランをすぐに実行に移すのは難しいと思いますが、できるところから、この研修の成果が生かされればと思います。