日本の職業訓練教育を学ぶ!−ラオスから行政官14名が研修に参加−

2011年1月5日

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来日当初は全員緊張していました

ラオス国の行政官14名が2010年11月18日(木)から12月1日(水)までの間、石川県で職業訓練教育を学びました。

来県した研修員が参加した研修はJICA北陸から委託を受けた小松市国際交流協会が実施するJICA青年研修事業「職業訓練教育コース」です。
ラオス国は産業発展にともない、技術を持った人材の育成が急務となっています。この研修プログラムは、小松市にある工芸産業からサービス産業まで各種企業や金沢市にある石川職業能力開発促進センターでの職業訓練体験を行い、また、それを支える行政について学ぶことを目的としています。

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研修報告発表会の様子

職業訓練教育といってもその幅は広く、実際に研修訪問先は多岐に亘りました。その中でも研修員が特に注目したのは「JAあぐり(小松市)」での見学でした。ラオス国の全人口の約7割が農業に従事しており、国の主要産業であるため、研修員も日本の農業に興味を示していました。
研修員は実際の販売所を見学しながら、安全な食品を消費者に届けるための取り組みについて説明を受け、農薬散布の管理の徹底や、バーコードを使用した品質情報管理システムなどに驚いていました。
しかし説明をした「JAあぐり」の担当者は日本国内の食料自給率に触れ、「ラオス国には今の日本にはない農業の良さが残っている。その部分を大切にして、ラオス国の農業を発展してほしい」と研修員にメッセージを伝えました。

ラオス国は1999年から2009年の間、11年連続して5%以上の成長を遂げており、ASEAN諸国の中でも経済成長著しい状況です。今まさに経済の成長に合わせ、国を支える「人材」の育成が求められております。短い間の研修でしたがそれぞれ研修員が国に戻り日本で学んだ研修を参考にして、国づくり人づくりの支えにしてくれたらと思います。

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