青年海外協力隊、小川恵隊員がモンゴルで「世界子ども絵画展覧会」を開催!

2011年1月4日

モンゴルの子どもたちに日本の子どもの絵を

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日本の子どもたちの絵に興味津々

小川隊員(石川県加賀市出身)は、現在モンゴルで小学校教諭として活動しています。
モンゴル以外の国や地域について知る機会の少ない現地の子どもたちや先生たちに、もっと世界に目を向けてもらいたいと「世界子ども絵画展覧会」を開催しました。

この展覧会は、2010年11月15〜18日に実施され、期間中1,000人のモンゴルの人たちが来場しました。

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ぼくたちは「大切なもの」をテーマに描いたよ!

この展覧会には、小川隊員の出身地である石川県加賀市の金明小学校2年生が協力しました。「日本のお祭り」をテーマに獅子舞の絵を描き、クラス担任の福永憲昭教諭が橋渡しとなりモンゴルに届けました。

モンゴルからはダルハンオール県のオド統合学校と16番学校の3年生の子どもたちが、「大切なもの」をテーマに絵を描きました。
画用紙いっぱいにお父さんや、お母さん、おもちゃ、馬など、子どもたちが大切にしているものが描かれました。

小川さんの感想は

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友だちの絵を描く子ども

モンゴルに来て驚いたことは、学校で子どもに絵を描かせると、どの子も山、太陽、モンゴルゲル、川を描いていたことでした。学校の先生に、これらを必ず描かなければならないのかとたずねると、「これしか描かせられない」と言います。そこで私は「子どもたちは今までいろいろな絵を見る機会、自由に描く機会を与えられないまま育ったんだ。それならたくさんの、いろいろな絵を見せてあげたい」と思い、今回の絵画展を企画しました。

絵画展では子どもだけでなく大人も大変興味深く作品を見てくれ、とても嬉しかったです。モンゴルでは自由闊達に描かれた子供らしい作品に接する機会が少なく、技術的にレベルの高い作品が賞賛されます。しかし、絵に良し悪しはなく、その人らしさが表現できればいい、ということを見た人に感じて欲しかったのです。幸いこのイベントを通じて同じように考えている先生がたくさんいることも確認できました。だからこそ、そういった先生たちの思いを支えに「子供らしい絵、素敵でしょ!」と大きな声でPRしたかったのです。

今後は、タイの子供たちが描いた作品も加えて、自分が活動している任地ダルハンでも同様の絵画展を開催し、更にタイ、モロッコの隊員たちや日本の学校と協力して両国及び日本での開催を目指しています。