観光開発研修がスタート!アフリカ研修員が雪国で観光を学びます

2011年2月28日

研修の概要

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開講式にて、富山国際大学の教授陣と研修員

2011年2月18日(金)、富山国際大学にて、2008年に横浜で開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)で採択された行動計画の重点分野「アフリカの成長の加速化」に資するものと期待されている、平成22年度国別研修「仏語圏アフリカ 持続可能な観光開発」コースがスタートしました。

本コースにはブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コモロ、ギニアビサウ、マリ、モーリタニア、モーリシャス、セネガル、セーシェルの12ヵ国より、観光開発の指導的立場にある機関に所属する20名が参加し、2月18日(金)から3月9日(水)まで20日間の研修を行います。

研修の背景

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研修1日目のカントリーレポート発表会で、マリの観光の現状について発表するママドウさん

アフリカでは、地域振興のための住民・産業を巻き込んだ形の観光が充分に開発されていない状況にあります。
一方日本では、地方自治体・民間企業・住民の連携による地域の特性に応じた観光開発が行われており、地域振興において重要な役割を果たしています。

富山県では黒部・立山に代表される自然景観を活かした観光のほか、五箇山のように古くからの村を地域住民と一緒に観光振興していった事例、また氷見市のように行政が先頭にたって地域産業と産物のブランド化を図る事例など、多様な「地域型」観光開発のノウハウを持っています。

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富山国際大学の講義を熱心に聞き入る研修員たち

今回の研修は、上記のことをより有効に学んでもらうため、研修受入先である「富山国際大学」の先生方によって作成された研修プログラムに沿って実施されます。

いざスタート!雪の国際大学へ

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富山国際大学キャンパス内の展望塔からの眺めを楽しむ研修員

富山国際大学は北陸地方で唯一、観光専攻を有する大学で、今回初めて研修を受け入れていただくことになりました。

今年は例年以上に雪が多く、雪にすっぽり埋まった富山国際大学のキャンパスを初めて訪れた研修員たちは、見たことのない光景と寒さに驚いた様子でした。

開講式のあと、研修員は自国の観光開発の現状を発表しました。
アフリカには多様な動植物や文化遺産など、多くの魅力的な観光資源が存在する一方で、人材・インフラの不足、法制度の不備、不正確な統計データ、内戦の影響など、様々な課題が明らかになりました。

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高橋教授と研修員、富山国際大学キャンパスにて

今回の研修により、研修員がどのような成果を得られるのかが楽しみです。

研修期間中、研修員たちは富山市のホテルに滞在し、大学での講義の受講、県内・県外への視察を行います。

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