モルディブでワークショップに参加!−山本隊員(石川県)の報告−

2013年7月17日

富山県で楽器店を営む谷口亨さんは、モルディブで楽器の修理・メンテナンスのワークショップを行うことになりました。
このワークショップに、スリランカで音楽隊員として活動している山本朗子隊員も参加しました。

活動内容と参加のきっかけ

スネアドラムのチューニングについて説明する山本さん(左端)

私はスリランカで唯一の西洋音楽の教師を育てる教員養成大学で、将来の先生の卵たちに西洋音楽を教えています。スリランカの音楽に携わる中の大きな問題の一つとして、管楽器の修理やメンテナンスについての知識が乏しいことがあります。

今回、モルディブで開催された、谷口亨さんによる楽器の修理・メンテナンスに関するワークショップに、教育省の西洋音楽担当者とともに参加し、金管・木管の基本的な修理の方法、各楽器のメンテナンスについて学ぶことができました。

ワークショップに参加して

丁寧に指導する谷口さん

谷口さんが日本から持参した修理部品と楽器小物

谷口さんは金管、木管の各楽器の修理について、実際に壊れた楽器を修理しながら細かい解説を交え、現地の人を実際に作業に参加させながらさまざまな知識と技能を教えてくださいました。
次々にあがる現地の人からの質問にも丁寧に答え、途上国が抱える楽器の修理とメンテナンスの問題についても一緒に考えてくださいました。

谷口さんは私と同じ石川県出身で、同じ北陸の方が遠いモルディブまで来て講習してくださり、一緒に途上国の抱える問題について考えてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
加えて修理のための道具の寄贈を日本で呼びかけてくださり、楽器小物も寄付していただきました。
日本からモルディブのために物品を提供してくださった方にも深く感謝しております。

今後の抱負

(左から)山本さん、スリランカ教育省の職員、谷口さん、モルディブ音楽隊員の豊田さんと福井さん

現在、私はスリランカに帰国し活動を再開していますが、今回ワークショップに参加した教育省担当者とともに、谷口さんから学んだ技術をスリランカの西洋音楽教諭や教員養成大学の生徒たちに伝えていく予定です。