福井大学と連携覚書を締結

2019年5月8日

連携覚書の署名交換をする福井大学 真弓光文 学長(左、当時)とJICA北陸 仁田知樹 所長(当時)

独立行政法人国際協力機構 北陸センター(JICA北陸)は、3月22日、国立大学法人福井大学(福井県福井市)にて、連携覚書を福井大学との間で締結しました。

福井大学は、これまでも多くの研修員を受け入れています。また、2016年からは、バングラデシュにおける草の根技術協力事業を実施し、福井大学出身の青年海外協力隊員もこれまでに34名派遣されています。

また福井大学は、2016年に地域や国際社会の抱える複雑な課題を探究し、課題解決をしていくための実践的・総合的な能力を身につけ、地域の創生を担いグローバル化した社会の発展に寄与する人材を育成する学部として、国際地域学部を新設し、地域・国内・世界のそれぞれにおいて、相互に関連したグローバル化・少子高齢化・コミュニティの機能低下・環境破壊等の進行する諸課題に対し、その解決の方向を探り、新しい社会、地域を創る展望を示す力を身につける人材を育てています。

2018年度からは円借款案件「人材育成事業(エジプト・日本教育パートナーシップ)」も開始されており、本覚書締結により、JICA北陸とのさらなる連携が期待されます。