9月7日(土)に異文化理解・多文化共生セミナーを開催しました!

2019年9月13日

【画像】北陸でも外国からの観光客・移住者が増えていますが、普段他国の異文化を日本人側から理解しようとする機会は多いものの、外国の方から見た異文化日本という視点を直接聞く機会として少ないと思います。多文化共生を進める上で、日本のことを外国の方達はどう思っているかを知る機会として、ブラジルの国際交流員のルーカスさんに忌憚のない日本人に対する意見を沢山シェアしてもらいました。


【画像】「日本人は準備や段取りに拘るあまり、計画が変わると臨機応変に対応出来なくなる」「非効率なことがあっても、今までそうだったからという理由で前年踏襲が続き変化・成長が乏しい」「クレジットカードやアパートの賃貸になると外国人だからという理由で手続きが途端に難しくなる」といった意見があり、参加者からも「その通りだと思った」という声が多く聞かれました。



【画像】また、別のゲストスピーカーから外国にルーツを持つ子供達を取巻く状況に関してのお話を伺いました。今北陸で日本語サポートを必要とする子供は631人とのこと。教室で勉強についていくための日本語サポートが足りていないこと、容姿の違いからいじめに遭うことも少なくないとの発表がありました。国籍に関係なくどの子も安心して日本で生活できる様に、まずは一個人として取り組めるところから始めていくことが大切だと感じました。