ホンジュラスは6月~11月がハリケーン・シーズンとなり、ハリケーンや降雨による災害に対し警戒が高まります。今年9月初旬には、首都テグシガルパのラ・ギエン地区及びヌエバ・サンタ・ローサ地区にて大規模な地すべりが起き、多くの家屋が被災しました。幸い「首都圏斜面災害対策管理プロジェクト」に従事するJICA専門家(国際航業株式会社・桑野氏)の知見や技術指導もあり、地すべり発生前に避難が行われ人命は失われませんでしたが、多くの方々が被災し避難所生活を送っています。このような中、これまでのJICA協力や実施中の協力について、現地の新聞に掲載されましたので、ご紹介します。
ホンジュラスで2009年から支援を行っている地域警察プロジェクトの新たなフェーズ(個別専門家派遣)開始のための合意文書の署名が行われました。署名式はホンジュラス国家警察本部で開催され、サビヨン治安省大臣及びサンチェス警察長官並びにJICAホンジュラス篠克彦事務所長が参加し執り行われました。大臣からは、長年のJICAの協力に対する感謝と更なる地域警察の強化に期待する旨、挨拶を頂きました。