ガーナで考える日本との教育現場の差異

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私が西アフリカ・ガーナに派遣されてから早くも9ヵ月が経過した。

私の職種は理科教育で、ガーナ北部にある高校に赴任しており、日々教鞭を執っている。今回は、タイトルにも述べたように、私がここ9ヵ月で感じ考えたガーナと日本との教育現場の差異について、一番驚いたことを著そうと思う。

それは、生徒が発言をすることをためらうか否かである。

皆さんには、先生が授業中、高校生に難しめの問題を出した場面を想像していただきたい。日本の高校生の場合、間違っていることを恐れて、あるいは気恥しさから誰も手を挙げない場合が多いのではないだろうか。そして、先生が直接生徒を指名する。

しかしガーナの場合は違う。間違っている、いないは全く気にしない。次々に手が挙がる。みんながみんな自信満々に発言するのである。

この差はどこからくるのだろうか。本ではよく、日本が島国という閉鎖的な環境のため協調性を重んじ、大陸の人間は、自己主張をはっきりしないと他部族・他民族から容易に侵略されるためこのような差異が生まれると書かれているが、なるほど確かにその通りだとうなずかされてしまう。

日本人は、その内向的な性格から交渉が下手だと言われることが多い。良く言えばおしとやか、悪く言えば付和雷同的である。

そんな私たちが、これからの国際競争を勝ち残っていくためには、この物怖じしない性格を大いに見習うべきであるのではないだろうか。

私の残りの任期は1年と3ヵ月。高校の夏休みや春休みを差し引くと、生徒と触れ合える時間は1年も残っていないのではと思う。これまで以上に活動に邁進し、より多くの気づきや発見を持って日本に笑顔で帰国したい。



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各国における取り組み ガーナ

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生徒に植物学を教えているところ

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