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月に思う人々

エボラ対策支援のため2月ガーナを訪れた。海に面した首都のアクラは蒸し暑さに包まれていた。クーラーの壊れた宿に着くと、さっそく窓をあける。ギニア湾から吹きつける強い風が迎えてくれて心地いい。ガーナでエボラ患者はまだ出ていなかったが、疑い患者の検査が行われており、既に140ほどの血液が「ノグチ」に送られていた。地元の人から「ノグチ」と呼ばれているのは、世界的に活躍した細菌学者野口英世を記念して日本の援助で立てられた野口記念医学研究所のことである。英世はアフリカや中南米に蔓延していた黄熱の病原体を見つけるため、1927年ガーナに渡った。私はガーナ大学病院での仕事を終えて、敷地内にある彼の記念館を訪ねた。そこで彼の足跡にいくらか触れることができた。「夜遅くまで実験室で仕...

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