TICAD直前! ケニア、マチャコスのランニング・イベント「Elimisha Dada Race 2016」

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2016年7月2日、ケニアの首都ナイロビから南東へ65キロ、私の任地マチャコスで、ランニング・イベント「Elimisha Dada Race 2016」が開催されました。これは、マチャコス地域にある団体「Light of Hope Youth Initiative(LOHI)」が企画し、独立行政法人日本スポーツ振興センターと共催したもので、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」(注1)の一環でもありました。

私は配属先のマチャコス農務官事務所を拠点として、農業と障害者支援に携わっていました。障害者グループを対象に、地元で手に入る布を使いアクセサリーやヘアバンドなどのハンドクラフト製作を指導してきました。

2015年10月、LOHIから協働を持ちかけられたのを契機に、障害者グループが作った巾着を、生理用品と一緒に生徒に配布するという取り組みが始まりました。「障害者支援は私がかじを取りLOHIが協力」「女子生徒支援はLOHIがかじを取り私が協力」という関係にあります。

その協力関係にあるLOHIが日本の機関と共催するランニング・イベントです。私も企画段階からかかわり、開催まで、できる限りの協力をしてきました。

ランニング・イベント当日は、派遣中の青年海外協力隊員やシニア海外ボランティアを含むJICA関係者34人がこのイベントを盛り上げてくれました。日本文化紹介や指圧マッサージの体験コーナーの運営や、ランニング競技の運営に携わるなど、それぞれの得意分野を生かし協力してくれました。いずれも私の呼びかけに賛同し、自発的に駆けつけてくれた仲間たちでした。

当日は現地のケニア人小学生を中心に1,200人を超える人が集まり、大変盛大なイベントとなりました。また、今回、参加者がつないだタスキは私が協働している障害者グループが作ったものでした。

2016年8月27日から28日にかけて、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)がケニアの首都ナイロビで開催されます。これはアフリカのオーナーシップの高まりに応え、初めてアフリカ大陸で開催されるTICADです。

TICADはアフリカの開発に対する日本の貢献、さらには日本の魅力をアフリカの人々、そして世界中に広く発信し、認識してもらう絶好の機会です。今回のランニング・イベントは、TICADに先駆けた、日本とケニアの大規模な共同イベントとなりました。

(注1)2014年から2020年までの7年間で開発途上国をはじめとする100ヵ国以上・1,000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業。
(注2)障害を持つ人も持たない人も共に同じ競技に参加するスポーツのこと。

Photo by Takeshi KUNO/JICA



(関連リンク)

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TICAD直前! マチャコスのランニング・イベント“Elimisha Dada Race 2016”をJICAボランティアらがサポート(2016年7月2日、各国における取り組み、ケニア、トピックス&イベント情報)

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JICAケニア事務所長からのゲストスピーチ。TICAD VIにも言及

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障害者グループが作ったハンドクラフト

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聴覚障害者への日本文化紹介


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マチャコスの町を駆け抜けるランナーたち

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インクルーシブ・スポーツ(注2)を楽しむ障害者グループ

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マチャコスに「なないろ」の虹をかけました


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