マラウイの家の掃除の仕方A to Z

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日本では家掃除の必須アイテムと言えば、掃除機でしょうか。マラウイでは?…モップです。もしくは、モップの代わりになるような古着です。

掃除の仕方は家の造りによって当然異なります。マウライの特徴は土足文化で、床がセメントであることと、気密性が低いこと。セメントは高価なため、村の家は床が土のままであることも多いです。窓やドアは建付けが悪く、2~3センチの隙間があることもしばしばあります。そんな場合は、砂、虫、葉っぱなどがどんどん屋内に入り込んで来るので、その掃除に毎日悪戦苦闘することになります。

マラウイで一人暮らしを始めて約1か月が経った頃のこと。現地の友人が遊びに来て、部屋に入るなり、「Dusty!!(汚い)モップがけはいつしたの!?」とすごい勢いで問い詰められました。私が「掃き掃除は昨日したばかりだよ」と答えると、友人は「No!(だめ)掃くと、逆にちりが舞って汚くなるから、モップがけだけでいいんだよ!」と教えてくれ、「モップは?バケツは?古着は?」と掃除グッズをかき集め、そのまま大掃除に突入しました。

いきなりモップか古着で水拭きをします。1回目はモップからしたたるくらいの水を含ませて拭き、2回目は絞ったモップで水気を拭き取ります。そんなびちゃびちゃにしたら湿気でカビが生えるのでは、と心配しましたが、取り越し苦労でした。家の中でも、風通しがよいので10分もすれば乾きます。掃除が終わる頃には、ほこりっぽさがなくなり、ずいぶん空気がきれいになりました。

日本でのやり方では上手くいかないことを痛感し、マラウイの洗礼を受けたような気がしました。また、日本では古着は捨ててしまうか、中古品として売りに出してしまうかのどちらかでしたので、古着を保管する習慣がありませんでした。日常の中で、資源の無駄遣いをたくさんしていたことにも気づかされたエピソードでした。

砂ぼこりの多い地域の家を掃除することになった時は、ぜひモップがけを試してみてください!



(関連リンク)

各国における取り組み マラウイ

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マーケットに並ぶチコロパ(現地語でモップの意味)

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マウライでのモップのかけ方。八の字を描きながら後ろ向きに進んでいきます

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バケツの水は一瞬で真っ茶色になります


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初対面で家の掃除をしてくれた私の友人の友人

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